【No.33】2025年11月26日 テツandトモ(芸人)



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【インタビュー・サマリー】 ※誤字・脱字はご容赦を

■ ラジマガインタビュー:テツandトモ登場

 文化放送「武田砂鉄のラジオマガジン」のスタジオにて、西村志野アナウンサーと武田砂鉄が、ゲストのテツandトモを迎えてトークがスタート。冒頭から元気いっぱいの声量にスタッフが驚く場面もあり。
武田砂鉄は、TBS Podcast「オーバー・ザ・サン」のイベントで二人がサプライズ登場し、約3,000人の観客を一気に巻き込む姿を見て圧倒されたと語る。テツandトモは、観客席を一周してハイタッチをしながら全体を巻き込み、会場の空気をつかんだことを軽妙に振り返る。

■ 「なんでだろう」とジャージの仕掛け

 武田砂鉄が古本屋で購入した「テツandトモのなんでだろう」(2003)の話題に。20年前の本だが、ジャージに仕込まれたピンマイクの穴やマイク送信機ポケットなど、芸人活動に特化した機能が紹介される。
    
    
 二人のトークによると、現在のジャージはモデルチェンジしており、?????[アメリカで製作した新デザイン(「ニュージャージー」)]が使われている????? 
 (夏用上下10万円、半袖5万円)

■ 二人のプロフィール小話

 ・つむじの数:トモは2つ、テツは3つと語り、珍しい割合であると本の記述に触れる。
 ・学生時代の苦い思い出:トモが野球部時代にエラーで県大会を逃したというエピソードも話題に。

■ 会場を盛り上げるための「リサーチ哲学」

 昔は自分たちのネタだけを披露すればよいと考えていたが、現在は「現地の人の生の声」を複数人から聞き、土地の生活に密着した情報を取り入れてネタに盛り込むようになったという。検索だけでは誤情報もあるため、直接聞くことが最も重要だと語る。

■ 認知症予防ソング「おんどくドクドク」制作背景

 テイチクエンターテインメントから配信中の「おんどくドクドク」を紹介。

   

 作詞はアナウンサーの 沼尾ひろ子。彼女は脳梗塞による失語症を経験し、音読トレーニングを続けて復帰。その経験をもとに五十音の言葉遊びやリズムを取り込んだ歌詞を制作した。
番組内では、西村アナが実際に一部を読み上げ、早口言葉のような構成がスタジオを盛り上げた。

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 作詞:沼尾ひろ子 作曲:ハマモトヒロユキ

 ぴ~ぱっぱ ぴ~ぱっぱ ぴ~ぱっぱっぱ 「ぱぱあ」 でぃ~だっだ でぃ~だっだ でぃ~だっだっだ 「だいすきい」 み~まっま み~まっま み~まっまっま 「ままあ」 き~かっか き~かっか き~かっかっか 「かわいい」
 青井(あおい)さん、青井(あおい)さん、葵(あおい)のご紋は あいうえお傘(かさ)の柄(え)で 顔描(かおか)いた キュンキュンときめき かきくけこ
 おんどくドクドク みんなでワクワク おんどくドクドク んにゃっ! んにゃっ! んにゃっ! おんどくドクドク あなたもパクパク おんどくドクドク んがっ! んがっ! んがっ!
 じ~ざっざ じ~ざっざ じ~ざっざっざ 「ザッハトルテ」 ふ~はっは ふ~はっは ふ~はっはっは 「ハッピー」 に~にゃっにゃ に~にゃっにゃ に~にゃっにゃっにゃ 「にゃんこ」 り~らっら り~らっら り~らっらっら 「ラブリー」
 サンマには 三杯酢(さんばいず) サンバ踊(おど)って さしすせそタピオカと ティラミスと チーズケーキで たちつてと
 おんどくドクドク みんなでラブラブ おんどくドクドク すしっ! めしっ! うしっ! おんどくドクドク あなたもウキウキ おんどくドクドク しぃや しぃゆ しぃよ
 に~にゃっにゃ じ~ざっざ おんどくドクドク なんちゃって のんじゃって ニャンコのまねして なにぬねの ハマトラの ファッションで 浜(はま)をうふうふ はひふへほ ますらおが まかしとき! 胸(むね)をたたいて まみむめも やえやまの よいやみに ゆめみごこちで やいゆえよ ラッパーが ロッカーで ラブをラップで らりるれろ 別(わか)れの日(ひ) わたすのは わすれな草(ぐさ)よ わいうえお
 おんどくドクドク みんなでワクワク おんどくドクドク ずじゃ ずじゃ ずじゃ おんどくドクドク あなたもパクパク おんどくドクドク んがっ! んがっ! んがっ! ぴ~ぱっぱ み~まっま おんどくドクドク
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■ 特別披露「なんでだろう」砂鉄バージョン

 武田砂鉄にちなんだオリジナルネタが披露された。
 ・写真撮影時の癖
 ・SNS用写真のポーズ
 ・寒い日でも半袖で来る
 など、武田砂鉄の行動を「なんでだろう」化して笑いを誘う。

 番組中、ほぼ同期のタレントいとうあさこがスタジオに乱入し、にぎやかな掛け合いが展開。椅子を顎に乗せる芸を披露するなど、ラジオでは伝わりにくい“動き中心”の芸も実演され、現場は大盛り上がりとなった。

■ フェス活動・ラジオ活動の紹介

 テツandトモは2023年から山形で「テツトモフェス」を主催。友近、U字工事、神無月など多彩な芸人が参加し、歌手のさだまさし氏も出演する大規模イベントとなっている。
山形では「テツandトモのなんでだラジオ」(山形放送)が毎週金曜に放送されており、地域と深くつながる活動も継続中。