CD/本の話題 No.021 ~ No.030

【CD/本 No.021】

 5月は魅力的な新作CDが続々と発売される。GW中に散財しないように気をつけよう!
 (左から)
  ?先日発売されたOMSBの2ndアルバム「Think Good」is Good think!
  ?ファレル・ウィリアムスのプロデュースによるスヌープ・ドッグの新作「Bush」
  ?お待ちかね!dCprGの3年振りの新作「フランツ・カフカのサウスアメリカ」
  ?ジャズ・サックスのカマシ・ワシントンの新作「The Epic 」。なんと3枚組!

     

 ちなみに、新作はタワーレコードで買い、旧作はdiskunionかアマゾンで買うことが多いが、dCprGの新作「フランツ・カフカのサウスアメリカ」の場合はアマゾンで買う方がお徳ですかね?(笑
 ↓2015年5月5日現在の状態
(2015/5/5)
 

【CD/本 No.022】

 最近買ったアルバムなど...
20150607

 1.菊地一谷/CONCRETE CLEAN 千秋楽
 副乳確認しました(笑 全11曲30分はちょいと短いね...

 2.she&him/Classics
 夜電波で聴いて即、アマゾンで注文。古くて新しいポップス!

 3.Moe and ghosts/幽霊たち
 やっと手に入れました。評判どおりスゴイ! いつまで沈黙を続けるのか? 次回作が待ち遠しい!

 4.スティーヴ・ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント、エイト・ラインズ、4台のオルガン
 夜電波でMIXされていたアルバム。

 5.ドロシー・アシュビー /In a Minor Groove
 ジャズ・ハープのドロシー・アシュビー。夜電波でもかけていました。

 6.渡辺香津美/TO CHI KA
 まさに名盤! 4曲目「コクモ・アイランド」は必聴!マイケル・ブレッカーもいい!

 7.マイルス・デイビス/Bitches Brew: 40th Anniversary
 CD3枚DVD1枚、圧巻! 永遠のモダン! これぞエイジレス!!

 8.松田優作DVDマガジン (1) 2015年 6/9 号
 ヨッ!待ってました!って感じです。 全41巻コンプリートする予定!!

(2015/6/7)
 

【CD/本 No.023】

20150620  菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール 結成10周年記念DVD「歴史は夜作られる」
 只今輸送中なう(笑

 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール 結成10周年記念公演「歴史は夜作られる」
 品川インターシティーホール
 6/20(土)【第一夜】 楽団員たちとともに(演奏のみ) 開場:18:00 開演:19:00
 6/21(日)【第二夜】 客演者たちとともに(歌唱のみ) 開場:17:00 開演:18:00

 《出演者》
 菊地成孔(vo,sax,cdj),林正樹(p),鳥越啓介(b),早川純(bdn),堀米綾(hpf),大儀見元(perc),田中倫明(perc),梶谷裕子(vn 1),高橋暁(vn 2),三木章子(va),森田香織(vc)
 〈GUEST〉21日のみ
 林正子(Sop),OMSB (from SIMILAB) ,I・C・I(rap&voice),塚越慎子(marimba) ,マイカ・ルブテ(Vo)

 ワタシは、21日のみ行きます。演奏はDVDで楽しみます!(喜
(2015/6/20)
 

【CD/本 No.024】

 最近買ったCD・DVDなど。
 「4」「5」は夜電波「第209回 2015年5月29日 Non-Stop #1 アフリカ音楽特集」でオンエアされたアルバム。ヘッドホンよりスピーカーからの大音量で聴くべし! 菊地さんの選曲に感謝!!
20150628

 1.イアン・オブライアン/デザート・スコアーズ
 2.モダン・ジャズ・カルテット(MJQ)/シェリフ
 3.スクエアプッシャー/Ultravisitor [期間限定廉価盤 / 国内盤] 特典ステッカー封入 (XXBRC328)
 4.Africa Express Presents...Terry Riley's In C Mali
 5.カサイ・オールスターズ/コンゴトロニクス 5 ? ビーウェア・ザ・フェティッシュ (解説・対訳付き+日本盤特典DVD付き)
 6.リオ65トリオ
 7.トゥッカ
 8.エラズモ・カルロス /ソーニョス・イ・メモリアス1941~1972
 9.ハダメス・ニャッタリ・セステート
 10.菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール/歴史は夜作られる [DVD]
 11.松田優作DVDマガジン (2) 2015年 6/23 号

(2015/6/28)
 

【CD/本 No.025】

 [S9] 第215回 2015年7月10日
 番組冒頭に訃報が告げられた。
 菊地さんに影響を与えたジャズ・ピアニストの菊地雅章さん(プーさん)と音楽評論家の相倉久人さんである。

 奇しくも菊地さんは追悼文集「レクイエムの名手」の執筆を終えたところだったが、急遽、プーさんと相倉さんへの追悼文が掲載されることになった。
 下の画像は、今年6月のペペ・トルメント・アスカラール結成10周年記念公演のパンフレットの中の広告だが、まさか、9月刊行予定の「レクイエムの名手 菊地成孔追悼文集」にプーさんと相倉さんへの追悼文が掲載されることになるとは・・・。

レクイエムの名手
(2015/7/12)
 

【CD/本 No.026】

 最近買ったCD・DVDなど。
 新作は①の「ロバート・グラスパー/カヴァード」だけで、その他は旧作のリイシュー盤です。
ロバート・グラスパー/カヴァードはレディオヘッド、ジョニ・ミッチェルなどのカヴァーを中心にオリジナル曲もやっています。一時、宇宙に行きかけたグラスパーですが、このアルバムでは、しっかり地上にいるようです(笑 旧作の中では② ④ ⑤ ⑫ がおススメです!!
20150726

  ①ロバート・グラスパー/カヴァード
  ②ハーレム・リヴァー・ドライヴ
  ③ギミックス/ブラジリアン・サンバ
  ④ナラ・レオン/五月の風
  ⑤ウィルソン・ダス・ネヴィス /ソン・ケンチ・イ・オ・ダス・ネヴィス
  ⑥チタ/ランコンパラブル・チタ
  ⑦フィル・アップチャーチ/アップチャーチ
  ⑧レイ・バレット/キャン・ユー・フィール・イット
  ⑨ロニー・フォスター/オン・ジ・アヴェニュー
  ⑩クラップ!クラップ!/タイー・ベッバ 【日本独自CD化】
  ⑪ザ・ミーターズ/ニューオリンズ・ファンクの覇者
  ⑫ロニー・ロウズ/フィーヴァー
  ⑬松田優作DVDマガジン (3) 2015年 7/7 号
  ⑭松田優作DVDマガジン (4) 2015年 7/21号
(2015/7/26)
 

【CD/本 No.027】

 最近買ったCD・DVDなど。
 夜電波で紹介されたアルバムは「2」と「5」です。
 「2」はインパルス・レーベルの名プロデューサー、ボブ・シールが立ち上げたレーベル「フライング・ダッチマン」からのアルバムです。「フライング・ダッチマン」は大好きなレーベルです。
 「5」はブラジル人女性歌手ニーナ・ベケールがボサ・ノーヴァ全盛期直前に亡くなった女性歌手ドローレス・ドゥラーンが残したサンバ歌謡のヒット曲を歌ったアルバムです。末永く楽しめるというか、愛聴盤になる予感がします。

20150906

  1.ドン・ピューレン/The Complete Remastered Recordings on Black Saint & Soul Note(CD7枚組)
  2.ボブ・シール・エマージェンシー/Head Start
  3.ブライアン・セッツァー/Vavoom
  4.ドリス・モンテイロ/ムダンド・ジ・コンヴェルサ
  5.ニーナ・ベケール/ドローレス・ドゥラーンを歌う
  6.浜口庫之助/歌えば天国
  7.カエターノ・ヴェローゾ/カエターノ・ヴェローゾ (BOM17001L)
  8.ファラオ・サンダース/Thembi
  9.ナット・キング・コール /暑い夏をぶっとばせ
  10.松田優作DVDマガジン (5) 2015年 8/4 号
  11.松田優作DVDマガジン (6) 2015年 8/18 号
  12.松田優作DVDマガジン (7) 2015年 9/1 号
(2015/9/7)
 

【CD/本 No.028】

シルバーウイーク 5連休ですが・・・
秋の行楽に行く予定もなく、最近買ったCD・DVDを楽しんでおります。
20150922
MC漢 & DJ琥珀/MURDARATION
夜電波、第223回(2015年9月4日)でかけたアルバム。MC漢はアルバム・ジャケットだけ見ると近寄りたくないタイプの人だ。ワタシは、日本語ラップをハナから馬鹿にしていた人間で、夜電波でSIMI LABが紹介されてからヒップホップを聴くようになった新参者だが、このアルバムのリリックには虚勢や虚言や妄想や逃避はないと感じた。
ジャズ・ピアノ・トリオをバックにしたラップが良かった。この路線ならもっと聴きたい。
Monoswezi/Monoswezi Yanga
夜電波、第221回(2015年8月21日)にかけたアルバム。ジンバブエ出身の黒人女性ホープ・マシケの歌とカリンバ(親指ピアノ)を中心としたサウンド。アルバム全体として、おとなしい似たり寄ったりの曲が並び、退屈。やはり、夜電波でかけた「Lobola」という曲が一番いい。サックスの使い方が絶妙!
ジェリ=ジェリ/800% ンダッガ
夜電波、第209回(2015年5月29日)アフリカ音楽特集でかけたアルバム。全曲文句なしです。エレクトロニカとセネガルのリズムがミックスされたドープなサウンドにもっていかれます。自然と腰が浮きます(笑
YUNA/Yuna
夜電波、第224回(2015年9月11日)ではユナの最新作マテリアルをかけたが、偶然これが目にとまったので買ってしまった。ジャケ買いってやつです(笑
12曲目の「Live Your Life」がいいね。
大友良英/ギターソロ 2015 LEFT
大友氏の師匠、故・高柳昌行氏の愛用のギターGibson ES-175によるギターソロ。単音で弾く力強いフレーズとフィードバックが沁みる。芳醇なギター音、そして、温かい人肌を感じさせるノイズだ。
はっきり言います!傑作です!
Band of Eden/Band of Eden
サックス奏者・纐纈雅代さん率いるBand of Edenのファーストアルバム。アート・アンサンブル・オブ・シカゴやICPオーケストラや山下洋輔トリオのグガンや拡声器で歌う近藤等則などを連想してしまった。これは、どこかの架空の楽園のサウンド、もしくは未確認の惑星のサウンドか。
絶対、ライブに行くぞ!!!
ちなみに、纐纈雅代さんは夜電波の女子ジャズサミット(第74回、第75回)に出演した纐纈歩美さんと血縁はないらしい。共に岐阜県出身のプロのサックス奏者で「纐纈」という珍しい苗字だから、いとこ・はとこ・またいとこ的な関係かなと思っていましたが・・・。
松田優作DVDマガジン(8) 2015年 9/15 号
松田優作DVDマガジン全41巻 コンプリートしよう!!
Complete! 松田優作DVDマガジン
松田優作DVDマガジン (9) 2015年 9/29 号
松田優作DVDマガジン全41巻 コンプリートしよう!!
Complete! 松田優作DVDマガジン
(2015/9/22)
 

【CD/本 No.029】

最近買ったCD・DVDを整理した。ほとんどが旧作で、夜電波でオンエアされたアルバムも数枚含まれている。音楽の書籍・雑誌の類はほとんど読まないので夜電波は貴重な情報源となっている。
1
ジョセ・プラテス 「Tam ..tam...tam!」
ジャイルス・ピーターソンが制作したドキュメンタリー映画「ブラジル・バン・バン・バン」の中で、彼がブラジルまで足を運んで探していたアルバムである。ぶっちゃけますが、実につまらないアルバムだ。EU盤の音質も最悪でデジタル・リマスタリングをちゃんとしろよ!と言いたい! アルバムの存在は以前から知っていた。ジャケットがかっこいいのでジャケ買いしようとしたこともあったが・・・買ったのは失敗だった。
2
ベートルズ 「唄う」
確かTBSラジオの「荻上チキSession22」の中だったと思うが「イエーイ」という曲が流れて大脳基底核がピピッときたので買った。ミニ・アルバムである。とても気に入っている。ギター弾き語りの癒し系だが、単なる癒し系ではない生命力というか活力というか、何だか元気が出てくる。ジャズやラップやノイズなどのハードで大音量のシーツ・オブ・サウンドに疲れた耳を休めるために効果的である。
3
ブライアン・セッツァー・オーケストラ 「ブギ・ウギ・クリスマス」
ブライアン・セッツァーは余程クリスマスが好きなようだ。最近もクリスマス・アルバムをリリースしたらしいが、これは1作目のクリスマス・アルバムだ。全部揃えようと思う。
4
ジャイルス・ピーターソン 「ブラジル・バン・バン・バン」
ジャイルス・ピーターソンが制作したドキュメンタリー映画「ブラジル・バン・バン・バン」のOSTみたいなアルバム。映画はつまらなかったのですが、このアルバムはなかなか良い。絶妙な選曲と曲順で飽きさせない。さすが世界的DJジャイルス・ピーターソンってことかな。
5
ピノ・ダイン 「Pinocchio」
夜電波の韓流最高会議でかけたアルバム。面白いが好みではなかった。打ち込みじゃなくて生楽器というところは好感するも大脳辺縁系組織はピクリとも反応せず。生楽器だけでも聴いてみたいと思わせなければ反応しないだろう。
6
フランス映画「憎しみ」OST「La Haine」
フランスの人種差別を扱った映画のOST。怒りや憎しみのラップですがビートがおとなしい感じなので聴きやすい。フランス語のラップ、それだけでオシャレな感じがするが歌詞の内容は「憎しみ」に満ちているのだろう。よく知らんけど。
7
ジェネイ・アイコ 「Souled Out」
夜電波でかかって気に入って購入。アイコさんの母親が日本人とアフリカ系アメリカ人で彼女はクオーターになるらしい。魂が浄化され浮遊しているような歌声が全編にわたっている。アドヴァイザリーマークがついているので歌詞の内容はヤバイのかもしれない。
8
クルーシャル・スター 「Midnight」
これも夜電波でかかって気に入って購入したアルバム。第10次韓流最高会議だった。番組では「Paris」という曲をかけたが、結局、この曲が一番いい感じで、他の曲はまぁ、何だかなーって...
9
Mandingo 「New World Power」
ビル・ラズウェルのプロデュースによるコラ奏者 FODAY MUSA SUSO 率いるグループ MANDINGO のアルバム。アフロ・エレクトロのハシリかね? 何だかなぁ~~面白くないね。
10
ウエイン・ショーター 「SECOND GENESIS」
1960年のレコーディングだが15年間お蔵入りしていたというウエイン・ショーターのワン・ホーン・アルバム。夜電波では「The Albatross」をかけた。他の曲は50年代後期のハードバップ色が色濃く出てるが「The Albatross」は60年代のモードを予感させる曲だ。さすが菊地さんだ。
11
バート・バカラック 「バカラック・ベスト~生誕80年記念スペシャル」
バカラックのベスト盤は何枚も持っているので「もう要らないだろう」と思っていたが・・・また買ってしまった(笑 20世紀最高の作曲家のひとりバート・バカラックは不滅だ! このアルバムはベストの中のベスト!! アメリカって国は銃規制もできない未熟な国家だと思うが、バート・バカラックがいるから素敵な国になっている、滅茶苦茶だがマジでそう思っている。
12
藤原真理 「バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)」
クラシック音楽はほとんど聴きませんがバッハの無伴奏チェロ組曲だけは別格です。チェロだけでなくフルートやサックスやコントラバスなどで演奏した「無伴奏チェロ組曲」だけをコレクションしていると言ってもいい。このアルバムは1982年録音、若き日の藤原真理です。録音がいい!「第1番 ト長調 I プレリュード」の冒頭で鳥肌が立ちます。
13
セルジオ・オタナゼトラ 「Sysmo」
1983年録音。傑作です。フランスで活動するバイーア出身のパ-カッショニスト、セルジオ・オタナゼトラ。 パーカッションやビリンバウをメインにした楽曲とピアノメインのジャズ・サンバで構成されている。良く知りもせずにジャケ買いしたが、これは大当たりだった!
14
Mateo Y Transante
ウルグアイのエドゥアルド・マテオの1976年のアルバム。ジプシー・キングスに参加したホルヘ・トラサンテとの共作だ。「ウルグアイ・サイケの名盤」と言われているらしいが...
15
Batida
オランダ産のセルジオメンデス系ブラジリアン・フュージョン・グループだ。オランダのジャズ・フュージョンの名門レーベルTIMELESSからリリースされている。エドゥ・ロボの「Ponteio」などのカヴァーがいい。
16
ジョルジ・ベン 「フォルサ・ブルータ」
MPBのパイオニア、ジョルジ・ベンがトリオ・モコトーと共演した1970年のアルバム。アルバム・タイトル曲「フォルサ・ブルータ」がいい。独特な鼻にかかったようなハスキーヴォイスが躍動感・浮遊感を生み出している。
17
ドラマティックス 「Whatcha See Is Whatcha Get」
デトロイトのソウルヴォーカルグループ、ドラマティックスのベスト盤。大ヒット曲「Whatcha See Is Whatcha Get」収録。余談だがIT用語の「WYSIWYG(ウィジウィグ)」はこの曲名と同義である。(Whatcha See Is Whatcha Get = What You See Is What You Get = 画面で見たままに出力(印刷)される)
18
フィリー・ジョー・ジョーンズ&エルヴィン・ジョーンズ 「トゥゲザー!」
ジャズ・ドラマー、フィリー・ジョー・ジョーンズとエルヴィン・ジョーンズの共演作。ダブル・ドラムにした効果が認められない。3管編成にした結果、折角のダブル・ドラムの醍醐味が薄まっているような気がする。お互いが遠慮しているような控えめなプレイに聴こえた。
19
上原ひろみ 「Brain」
上原ひろみのアルバムはデビュー作の「Another Mind」しか聴いたことがなかった。これは11年前の2作目「Brain」で、11年前は評判良かったらしいが、何が良かったんだろう。良さがわからない。
20
大友良英 「SORA」
大友良英のギターを全面にフィーチャーした、パンク・ロック色の濃いアルバム。ゲストヴォーカリトに、カヒミ・カリィ、山本精一、レオニード・ソイベルマン、カワイ・シノブ、ジム・オルークを迎え、ブリジット・フォンテーヌの『ラジオのように』などをカヴァーしている。
21
南博 「GO THERE!」
カッコいい!! アルバム・タイトル曲「GO THERE!」と「Oracion」は圧倒的!! この曲を聴きながら深夜の首都高を走ったら気持ち良かろう!! 南博(p)、竹野昌邦(ss,ts),水谷浩章(b),芳垣安洋(ds,perc) 2002年リリース
22
MINAMI HIROSHI GO THERE!「CELESTIAL INSIDE」
昔、夜電波で菊地さんプロデュースの「Elizabeth Taylor」をかけたことがあった。00年代のジャズのメインストリーム 或いは、21世紀のクールの誕生 或いは、ジャズの覇道 或いは、変な言い方だが「世界中のどこに出しても恥ずかしくないアルバム」だ。 南博(p),芳垣安洋(ds),水谷浩章(b),竹野昌邦(sax) 2002年リリース
23
Dam-Funk 「Invite the Light」
DaM-FunKの6年ぶりのフルアルバム。 夜電波シーズン10の初回1曲目に「I'm Just Tryna Survive (In the Big City)」をかけた。正直なところ全編はキツイと言うか退屈だわ。
24
松田優作DVDマガジン全41巻 コンプリートしよう!!
Complete! 松田優作DVDマガジン

探偵物語 第20話 逃亡者 1980年2月5日放送
 監督:村川透 脚本:桂 千穂
 共演:清水健太郎、永島暎子、江角英明

探偵物語 第21話 欲望の迷路 1980年2月12日放送
 監督:村川透 脚本:内田栄一
 共演:風吹ジュン、岩城滉一、三谷昇
25
松田優作DVDマガジン全41巻 コンプリートしよう!!
Complete! 松田優作DVDマガジン

探偵物語 第22話 ブルー殺人事件 1980年2月19日放送
 監督:澤田幸弘 脚本:田中陽造
 共演:滋賀勝、片桐夕子、寺田農

探偵物語 第23話 夕陽に赤い血を! 1980年3月4日放送
 監督:澤田幸弘 脚本:那須眞知子
 共演:田村亮、結城しのぶ、磯村健治
(2015/11/8 & 9)
 

【CD/本 No.030】

菊地さんの新刊「レクイエムの名手」を読み終えた。夜電波での追悼や菊地さんのブログ(第三インターネット)での追悼文は既読だったが、雑誌などに掲載された追悼文は初めて読んだ。どの「死」も悲しみ、喪失感、そして感謝の気持ちが湧き出る。ワタシの場合、相倉久人、マイルス・デイヴィス、浅川マキの三人の「死」は特別衝撃だった。相倉さんは今年、山下洋輔さんの著書「ドファララ門」出版記念イベントで菊地さんと三人で鼎談されていたところを目撃していたので俄かには信じられなかった。マイルスは1991年9月28日に亡くなった。訃報はふたつ下の弟からの電話だった。「マイルス死んだよ・・・」。弟もジャズが好きで、復活したマイルスが来日して西新宿の広場(現在、都庁が建っているところ)でコンサートをやったとき二人で行った。マイルスの死後、時流のジャズは追わなくなり、ジャズ以外の音楽も聴くようになった。ジャズ離れがあったと思う。なんだかんだと言っても今までに一番ライブに行ったのはマキさんだ。50回以上は行っている。初めて行ったのは郷里の新潟で、上京してからは池袋の文芸座、文芸座ル・ピリエ、そして、新宿ピットインである。文芸座オールナイト公演で原田芳雄さんがゲストで歌ったことが思い出される。その芳雄さんも逝った。マキさんは2010年1月17日に亡くなったが、半月前に新宿ピットインで行われた恒例の年末3DAYSに行った。最前列で聴いた。マキさんはいつものように「またね!」と言ってステージを降りた。そして、それが最後の「またね!」になってしまった。

「レクイエムの名手」出版記念「夜電波の中のレクイエム」
(2015/11/23)