映画 No.001 ~ No.010


【映画 No.001】

日活映画のNKマーク  第190回 2015年1月16日 フリースタイル を聴き直した。
わたしは日活ロマンポルノのド真ん中世代だが、菊地さんの幼少期の記憶として残っている日活映画のオープニングクレジットの「NKマーク」が、どんなものだったか思い出せなかったのでググッてみた。
確かにNKだわ。。。懐かしい! 
白川和子さんの団地妻シリーズ、宮下順子さんの未亡人下宿シリーズ、竹田かほりさんの桃尻娘シリーズには大変お世話になりました(笑
田舎の小さな映画館や上京してから毎週のように通った池袋文芸座地下の深夜興行三本立てで観たものです。
(2015/1/18)
 

【映画 No.002】

 OMSBが出演するドキュメンタリー映画『THE COCKPIT』(監督:三宅唱)
 2015年5月30日(土)より渋谷ユーロスペースにて公開!(3週間限定)
 実録!ヒップホップ1トラックが出来るまでの2日間
 こんなドキュメンタリーが観たかった! いいタイミング! 見逃せない!!

(2015/3/26)
 

【映画 No.003】

 [S8] 第200回 2015年3月27日 祝200回!!映画『はじまりのうた』OST ロスト・スターズ歌詞解説

  賭けようか?この映画観て泣けるかどうか?...

(2015/3/28)
 

【映画 No.004】

昨日のRinbjö「戒厳令」リリースパーティの帰りにもらった映画「The Cockpit」のフライヤー。
下の画像をSNSでシェアして、劇場窓口で提示すると200円割引されるそうです。
みんなで観に行きましょう! ぜひ、ご利用ください(笑
(2015/4/16)
 

【映画 No.005】

先週、ペーター・ブロッツマン、近藤等則、豊住芳三郎のセッションを聴くために新宿ピットインに向かった。
その前に、前日に歌舞伎町の旧コマ劇場跡地にオープンした「TOHOシネマズ」に寄ってみた。
菊地さんイチ推しの「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」を観ようと思ったが、時間が合わずこの日はあきらめることにした。
「TOHOシネマズ」の入り口付近のモニターで映画「セッション」の予告編が流れていた。
ん? なんだ? これは? ジャズ映画?? と注目して観たが、すぐに(直感的に)「だめだこりゃ、ゼッテー観ねぇ」(笑
高速で叩くだけが取り柄のような若いドラマーが手から血を流しており、鬼の形相のスキンヘッドのコーチ?のようなおっさんが怒鳴っている。
そして、予告編の最後に「ラスト9分19秒 映画史が塗り替えられる」のテロップで終わる。随分大風呂敷広げたもんだな、と思った(笑
そして、その場を立ち去った。



それから2日後、
菊地さんが「セッション」評をブログに書いており、その批評に対して映画評論家の町山智浩さんが反論していることを知ったのだが、野次馬的にかなり面白いことになっていた。
町山さんは、次のように言っている。
『とにかく、いちばん問題だと思うのは「菊地さんの酷評を読んで『セッション』を観るのをやめた」という人が決して少なくはないことです。』
ホントかね? 菊地さんのファンはそれほど盲目的、妄信的、狂信的かね?? それに「観るのをやめた」人がいたら町山さんは困るのかな?? 逆に「菊地さんがダメ出ししている映画なら面白そうだから観てやろうじゃないか!!」という人もいるんじゃないか?
ワタシのように(笑
俄然、観る気になってきたよ(笑
(2015/4/20)
 

【映画 No.006】

何かと話題の映画「セッション」を楽しく観るための予習

◆TBSラジオ「たまむすび」?おもしろい大人?
 2015年1月6日放送分「アメリカ流れ者」
 コラムニスト:町山智浩

◆菊地成孔 第3インターネット ブログ
 2015/04/08/セッション-正規完成稿

◆映画評論家町山智浩アメリカ日記
 
2015-04-17 菊地成孔先生の『セッション』批判について

◆菊地成孔 第3インターネット ブログ
 
2015/04/19/町山さんにアンサーさせて頂きます-長文注意

◆映画評論家町山智浩アメリカ日記
 
2015-04-22 『セッション』菊地成孔さんのアンサーへの返信

◆菊地成孔 第3インターネット ブログ
 
2015/04/22/町山さんに激敗(笑)

とりあえず、これだけ聴いたり読んだりしておけば「センション」をより楽しく観ることが出来そうです(笑
しかし、???は不毛な議論だったと思っております。お二人とも、お疲れ様でした。 正直言って、ワタシは、言葉の世界、文字の世界、映像の世界...どうでもいいのです(笑
音楽が一番エライ!! そうですよね、菊地さん v(^^)
(2015/4/23)(2015/4/22)(2015/4/21)
 

【映画 No.007】

話題の映画「セッション」を観て来た。
TOHOシネマズ新宿 11時30分の回 満席!
町山さんの賛辞と菊地さんの酷評など、これほど予習して観た映画は初めてだった。

ハッキリ言って、この映画はクズである。 Goddamn it!
予告編を観て直感的に「だめだこりゃ、ゼッテー観ねぇ」と思ったが、その通り観なくてもいい映画だった。
クズ理由は菊地さんの「?菊地成孔 第3インターネット ブログ」2015/04/08/セッション-正規完成稿に十分過ぎるほど記されているとおりだ。

(以下ネタバレ注意)
ひとつだけ言うならば、映画の結末は鬼教師フレッチャーの意図したものではなかった。
フレッチャーの意図としてはアンドリュー(ドラマー)に恥をかかせて終わりで、まさかアンドリューの反撃があるとは予想していなかった。
そもそも、そのコンサートの指揮者はフレッチャーだ。アンドリューの失敗は指揮者フレッチャーの監督責任が問われるのは明らかだ。 自分のステージを台無しにして喜ぶ指揮者がどこにいる?? あまりにも不自然な演出だ。
指揮者フレッチャーがアンドリューの反撃を想定しているような演出だったら好評価になったかもしれないが、アンドリューの反撃にフレッチャーは狼狽していた。想定外だったのだ...これ以上言えない(笑
ラスト9分19秒 映画史が塗り替えられる不条理な結末になった(笑

せめて、アンドリューの成長がハッキリとわかるような演出にして欲しかった。高速で叩くことが成長ではないからね(笑
あと、ドラムに合わせて手を振るフレッチャーの指揮振りがバカっぽくて可笑しかった(笑

さて、次は、菊地さんイチ推しの「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」を観ましょう!
これは期待しています!
(2015/4/25)
 

【映画 No.008】

 TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」 2015年4月25日
「週刊映画時評 ムービーウォッチメン」のコーナー
ワタシは、2年ほど前までは毎週欠かさず聞いていた番組ですが、何だかの拍子?タイミング?で聞かなくなってしまいました。マンネリかな(笑

 さて、今回は話題の映画「セッション」について語るということで録音してみました。
菊地さんや町山さんの論争についても言及しています。宇多丸さんはこの映画の賛否で言えば「賛」です。
さぁ、聞き直してみましょう(笑


 さすがですね、宇多丸さんの見事な分析力です。そこまで深く観ているのか!と関心してしまいました。
ただひとつだけ、気になったことがあります。
映画の最終局面で名曲「キャラバン」を演奏しています。エリントンとファン・ティゾールが作曲したジャズ・スタンダードですね。
この曲の演奏では後半に長いドラム・ソロがあるのは決して珍しいことではありません。
宇多丸さんは、この映画の独自の演出のように思われているのではないかという気がしました。
ドラムだけにスポットが当たるこの場面は、ジャズ・ファンなら当り前の展開として観るでしょう(笑
(2015/4/26)
 

【映画 No.009】

 鎮火したかと思っていた菊地さんと町山さんの映画「セッション」をめぐるバトルにヤフーニュースが油を注いだ(笑笑
大した記事ではない、ろくでもない記事だが、ネットの雄ヤフーが取り上げたことでバトル・ステージがひとつ上がったかもしれない(笑


 このニュースを受けて菊地さんが再起した!!
 菊地成孔 第3インターネット ブログ
 2015/04/28/町山さん手打ちにしませんか(笑)

お二人のやりとりから
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(町山さん)ここから以降は絶対に『セッション』をご覧になった後でお読みください!
(菊地さん)無理だよそんなの(笑)。町山さん無邪気過ぎますよネットに対して。
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このシーンが決定的でした。町山さんのガードが下がった瞬間です。
「後でお読みください!」はネットユーザにすれば「今すぐお読みください!」になるので効力がありません。
町山さんが「今すぐ読まれること」を想定して書いたとしても、余計でしたね、この発言は。
いかにも権力者っぽくて胸糞が悪い、Goddamn!

 さて、どうします? 町山さん。 このまま黙ってしまいますか?
そんな訳ないですよね。。。ここで終わったら「セッション」と同じです(笑?
名曲「キャラバン」の演奏では、フツーあんな中途半端な終わり方はしないのです。
長い圧倒的なドラム・ソロの後、テーマに戻って大団円を迎えるのです!!(笑 ナンノコッチャ?
テーマを持っているのは喧嘩を売った町山さんですから(笑
(2015/4/29)
 

【映画 No.010】

昨日、話題の映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」を観てきた。
バードマンは↓こんな映画だった(笑
◆映画が始まるとパンツひとつの主人公リーガンが後ろ向きであぐらをかいていおり、床から1メートルぐらい浮かんでいた。これは翼をなくし落ちぶれたバードマン俳優リーガンを象徴している。
◆予期せぬことに、リーガンがパンツひとつで町に出るとFacebookやTwitter、YouTubeに投稿されて人気が復活した。
◆予期せぬことに、落ち目のリーガンは舞台で起きたハプニングで演劇評論家から絶賛された。
◆自暴自棄のリーガンの心象はアントニオ・サンチェスのドラム・ソロが雄弁に語っていた。
◆リーガンは、かつてバードマンを演じた俳優だが、今はバードマンがリーガンを演じているように思えた。
◆映画の最後、リーガンの娘サムが窓を開けて空を見上げ、驚きの表情を浮かべる。何を見たのか?
◆TOHOシネマズ新宿スクリーン12の最前列で右斜め上を見上げるように観ていたので肩がこった!(笑笑

(2015/4/30)