映画 No.011 ~ No.020
【映画 No.011】
上映日時:5月30日(土)?6月19日(金) 1日1回 21時10分より上映
監督:三宅唱
出演:OMSB(from SIMI LAB)、Bim(from THE OTOGIBANASHI'S)、
Hi'Spec(from SIMI LAB)、VaVa(from CDS)、Heiyuu(from CDS)
2014年/64分/カラー/スタンダード
いつ行こうか。仕事帰りにちょうどいいかも。楽しみだ。
【映画 No.012】
一心不乱にMPCと格闘するOMSB、
何度も失敗するラップの録音、それでもめげずに頑張るOMSB、
いつの間にか応援している自分がそこにいた。
感動!!
【映画 No.013】
1日1回、期間限定の上映で、ほとんどの上映回がSOLD OUT!になっている。完売目前である。ディスクユニオン新宿本館4Fブラジル・ラテン・フロアで購入したが、上映記念のポスト・カード1枚と高橋慎一監督撮りおろしのオリジナル・フォト・プリント1枚をいただいた。10種類ほどあるうちの1枚である。これが一番、キューバらしいと思って選んだ。ただ、なんとなく…(笑
キューバ音楽のドキュメンタリー映画といえば15年ほど前の「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(BVSC)を思い出す。ロードムービーの巨匠ヴィム・ヴェンダースが監督しライ・クーダーが案内役のようなドキュメンタリー映画だった。BVSCを観てキューバ音楽がマイブームになった。しばらくの間、キューバ音楽にハマった。BVSCに出演していたミュージシャンの多くが高齢のリヴィング・レジェンドだった。コンパイ・セグンド、イブライム・フェレール、ルベン・ゴンザレスなど、今はもう故人になってしまった。
当時、キューバ出身のジャズ・ピアニストとしてはゴンサロ・ルバルカバやチューチョ・バルデスぐらいしか知らなかったが、ルベン・ゴンザレスのピアノを聴いてキューバ音楽の奥深さ、神髄に触れたような気がした。ルベン・ゴンザレスが演奏するソン、ルンバ、マンボは、生命力に溢れ、躍動的で、エレガントだった。
さて、「Cu-Bop」はどんな映像でどんな音楽を聴かせてくれるのだろうか! 楽しみだ!!
【映画 No.014】
正直に言うが、キューバ社会のように、ちょいとモノ足りない感じがした。ネタばれになるがご容赦を。
(モノ足りない1)映画の後半、セサル・ロペスのバンドの演奏、アクセル・トスカのバンドの演奏、「さぁ、次はロペスとトスカのジャム・セッションだな!」と思ったら・・・な・な・無かった!そりゃないよ(涙 尺の関係か?
(モノ足りない2)亡命者アクセル・トスカの帰郷には様々な困難があったと思うが、映像的なフォローが足りないように思った。印象として割と簡単に入国できたんじゃない?と思ったりして...
(モノ足りない3)亡命者アクセル・トスカがキューバに入国するとき、カメラは空港で待ち構えていた。しかし、それは違うだろう。監督自らカメラを回し寝食を共にしてきたのだからトスカがニューヨークから出発してメキシコ経由でキューバに入国するまで完全密着して欲しかった。
モノ足りなさはあるが実質1時間40分の内容は充実していた。特に感動したのはロランド・ルナがKAWAIのアップライトで弾く「ムーン・リヴァー」のピアノ・ソロだった。長くしなやかな指がパーカッシブに鍵盤の上を踊っていた。素晴らしかった! 演奏が終わったあとマジで拍手しそうになった(笑 シテモイイノダロウガ・・・
この映画、いずれDVD化されるだろう。間違いない! その時は、特典映像としてロペスとトスカのジャム・セッションを入れて欲しい! 合わせて二人の来日公演を招聘していただきたい。
ちなみに、先日の日経新聞に高橋監督のコラムが掲載されていた。それと、高橋監督は話好きのようなので夜電波のゲストにどうですかね。キューバ・米国国交回復記念スペシャル!キューバ音楽特集として。
【映画 No.015】
正直言って、つまらない映画だった。
リオデジャネイロの観光ビデオとアルバムのプロモーション・ビデオを見せられた感覚である。
簡単に言えば、上っ面というか、上辺だけというか、表層部分だけというか、ええ格好しいというか・・・
「ブラジル・バン・バン・バン」には、驚きも、感動も、高揚感も、虚脱感もなかった。「なんだかな~~~」という感じがピッタリかも(笑
会場で販売していたCD「ブラジル・バン・バン・バン」を買った。
結論的に、このCDさえあれば映画を観る必要はなかったのである(笑
先日観た三宅唱監督、OMSB出演の映画「ザ・コクピット」、高橋慎一監督の映画「Cu-Bop」はもう一度観たいと思うし、DVDが出たら買おうと思う。しかし、映画「ブラジル・バン・バン・バン」は、もう一度観たいとは思わないし、DVDが出ても買わないだろう。
ちなみに、ジャイルス・ピーターソンはリオデジャネイロにJose Pratesのレコード「Tam ..tam...tam!」を探しに行ったのだが、レコード・コレクターだったら真っ先に日本に来るべきじゃなかろうかと、思ったりして...
【映画 No.016】
ゲスト:OMSB(SIMI LAB)、Moe(Moe and ghosts)
半年ぶりの4H。萌さんもOMSBも元気そうでなによりです。
今回のテーマは、映画『Straight Outta Compton』だった。完全にノーマークの映画だったのでネットを探ってみた。
(ネットのニュースより転載) ヒップホップグループ・N.W.A.の伝記映画『Straight Outta Compton』が『ストレイト・アウタ・コンプトン』の邦題で、12月19日(土)より渋谷シネクイントほかにて日本公開されることが決定した。 本作は2015年8月14日に全米で公開され、全米興行収入3週連続No.1を記録。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のオープニング興行収入を抜き去り、エミネム主演の大ヒット映画『8マイル』のアメリカでの累計興行収入もたった3週間で超え、音楽伝記映画としては歴代1位の興行収入を記録するなど、社会現象となっている。 N.W.A.は1986年に、イージー・E、MCレン、DJイェラ、アイス・キューブ、ドクター・ドレー、アラビアン・プリンスの6人によって、アメリカ・カリフォルニア州コンプトンで結成されたたヒップホップ・グループ。映画タイトルの元にもなったデビューアルバム「Straight Outta Compton」は、暴力的なリリックを含みながらも、理不尽な社会への反骨精神を等身大で表現し、若者を中心に大ヒット。解散後の今なお数多くのアーティストらに影響を与えている。本作は、彼らの友情や裏切り、友との別れなどを描いた青春群像劇。 メンバーと親交のあった『交渉人』のF・ゲイリー・グレイが監督を務め、中心メンバーだったドクター・ドレーとアイス・キューブが製作として参加している。また、彼らのマネージメント役をポール・ジアマッティが演じ、アイス・キューブを実の息子オシェア・ジャクソン・Jrが演じている。 |
驚きだ!!驚きの連続だ!! 全米興行収入3週連続No.1、M.Iのオープニング興行収入を超えた、映画『8マイル』の累計興行収入もたった3週間で超えた、音楽伝記映画としては歴代1位の興行収入 ・・・
この現象はヒップホップが米国の大衆音楽・文化として根付いている証なのだろうが、まさか、これほどとは思っていなかった。興行的にヒップホップ映画がトム・クルーズ主演の映画を超えるということがよくわからない。日本人のほとんどがわからないんじゃないかしら。まぁ早く観たいね!
余談だが、ヒップホップ映画と言えば『ジュース』しか観たことがないが、先日、ヤフオクで『8マイル』を落札し昨日届いた。まだ観ていない。
【映画 No.017】
1月2日 シネ・リーブル池袋 130席で観客はわたしを含めて17人。いかにもヒップホップ好きの若者が大半でしたが、わたしのようなヒップホップに縁の無さそうなオヤジも数名いました。
アメリカで大ヒットしても日本では好事家に好評でも一般の人は観に行かないでしょうね。映画自体はとてもわかりやすい。ヒップホップに関心がない人でも単純に楽しめると思うのですが...
この映画はアメリカ人が好むサクセス・ストーリーです。不遇な境遇で育った若者がNFLで大成功する映画とか、人種差別で苦しめられた黒人がMLBで活躍する映画とか、、、SOCはまさに音楽版のヒーロー映画です。とにかくアメリカ人は成功者の伝記映画が大好きですから。そして、SOCがアメリカで社会問題になるほどヒットしたという意味は、80年代も今もポリハラは無くならず白人警官によって黒人が殺されている、という現実があるからでしょう。つまり、N.W.Aのメッセージは今でも通用するということですね。人種差別は無くならず、銃乱射事件が絶えず、銃乱射事件があるたびに銃販売の売り上げが増え、銃規制を進めようとするバラクに反対する全米ライフル協会、溜息が出るようなこの現実が続く限りN.W.Aのメッセージは今後も生き続けるでしょうね。
SOCの教訓:たとえ親友同士でもビジネスのことになったら契約書をチェックしましょう。
昨夜のTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」でN.W.Aの特集をやっていました。ゲストはSOCの日本語字幕を監修した丸屋九兵衛氏(音楽サイトbmr編集長)です。映画が事実と違うところについて言及しているところが面白いですね。
【映画 No.018】
それにしても27歳は若すぎましたね。ジミ・ヘンドリックスやカート・コバーン、ブライアン・ジョーンズも27歳で亡くなっていますけどね。。。何かあるのかね27歳に。。。それともただの偶然ですかね。。。
生前エイミーは2枚のアルバムを残しています。「フランク」と「バック・トゥ・ブラック」ですね。。。わずか2枚、たった2枚ですよ。。。少な過ぎますよね。
エイミーの場合、付き合った男が悪過ぎたのね。薬物中毒のヒモで浮気者ですよね。心身共にボロボロにされたって感じですよね。見た目で判断するのは良くないですが、エイミー自身が破滅タイプ、依存タイプだったんじゃないかと思いますけどね。。。悪いこととは知りながら止められないって感じだと思います。まぁね、その辺が映画でどう描かれているか(或いは描かれていないか)注目したいです。「素のエイミー」を観るだけでも価値があると思いますよ。
夜電波的には、シーズン1 第16回(2011年7月31日 少女時代特集)の放送で1週間前に亡くなったエイミー・ワインハウスを追悼しています。この時は、エイミーの曲ではなく「Reggae Christmas Collection」というレゲエのクリスマス・アルバムからシマノンズのSilent Night / White Christmasをオンエアしました。不思議とエイミー調、エイミー節に共通するエモーションを感じましたね。素晴らしい選曲でした。
ちなみに、ワタシはエイミーの死後に発表された「Lioness: Hidden Treasures」というアルバムが大好きです。捨て曲のなしの名盤ですが、特に「The Girl From Ipanema」(イパネマの娘)とトニー・ベネットとデュエットしている「Body And Soul」は最高です。
Youtubeにアップされていた映画「AMY エイミー」の予告編です。
【映画 No.019】
菊地さんが番組で取り上げていたマイルス・デイヴィスの伝記映画「MILES AHEAD」の予告編です。マイルスを演じたドン・チードルが、何ともトホホな感じでね。必ずしもマイルスに似ている必要はないと思いますが、ドン・チードルは180度似ていませんね(笑) マイルスは、祖父は地主で、父は歯医者、母は音楽教師という裕福な家庭に育ったので、おぼっちゃまな感じといいますか、品の良さといいますか、シャイな感じがあります。顔が似ていない云々より、マイルス役に求められるのは、その辺ですよね。ドン・チードルには、それがまったく感じられませんね。
菊地さんはドン・チードルはマックス・ローチに似ているとおっしゃっていましたが、ワタシは晩年のリー・モーガン、髪型は晩年のハンプトン・ホーズに似ていると感じました。 まぁね、ドン・チードルはともかく、映画が公開されたら観に行こうと思います。映画自体も面白いことを期待して。
【映画 No.020】
昨日発売されたMoeさんの新作「RAP PHENOMENON」を予約取り置きしていたのです。
ついでと云っては何ですが大西順子さんの「バロック」とマイルス・デイヴィスの伝記映画「MILES AHEAD」のOST盤を購入しました。
ダメだ! ドン・チードル、笑ってしまうぜ!!!! 何でお前がマイルスなんだよ!!!!!!(笑)