すべての人の人生にサウンドトラックがある。ここはわたしのサウンドトラック。 Soundtrack of my life.

4月1日(月）平成に続く新元号が「令和（れいわ）」に決まりました。「令和」のほかに「英弘（えいこう）」「久化（きゅうか）」「広至（こうし）」「万和（ばんな）」「万保（ばんぽう）」の５案があったようですが、個人的には「令和」に決まって良かったと思っています。安倍長期政権を象徴するかのような「安」が使われると予想しましたが外れました(笑)

　4月1日(月）TBSラジオの長寿番組「荒川強啓デイ・キャッチ！」の後継番組「ACTION」がスタートしました。月曜パーソナリティは脚本家・俳優の宮藤官九郎さんです。15年ほど前、TBSラジオで「キック・ザ・カンクロー」という番組をやっていたことを思い出します。
「ACTION」の記念すべき第1回目の放送の日に新元号が決まったということですが、新元号は発表前から漏れていた！？という衝撃の放送でした！(笑)

TBSラジオの「神田松之丞　問わず語りの松之丞」。試験放送のころから、ほぼ毎週聞いている。
まぁ、ほとんどディスりと愚痴だけの内容だ（笑）この番組も彷徨えるラジオ番組で、放送時間が度々変わってる。現在は、毎週金曜日21:30～22:00になっている。
　この番組を聞いていると、時々夜電波のことがネタになることがある。ディレクターは夜電波と同じ戸波さんだ。夜電波がネタになるというより戸波さんがネタにされているのだ。 先週は特に面白かった。戸波さんがモンスター・リスナーにマジギレしたという話題だった。
※4月2日 渋谷のBOOK LAB TOKYOで行われた夜電波本第三巻の発売を記念した「菊地成孔トーク＆サイン会」でのことだと思われる。

うまいね！神田松之丞！ 噺のマクラから、本編、サゲまで、ちゃんとショート落語（小噺）になってる！ 松之丞の噺っぷりは、まったく噛まないし、えーととか、あのーとか、接続語をほとんど使わないので聞きやすい！ 見事です。 モンスター・リスナーは、落語でお馴染みの与太郎キャラのようだ。「あ、戸波さん怒ってんだ」とか「あっ、怒られちゃった。嬉しい」のところは、まさに与太郎だ！(笑)
この小噺、戸波さんにとっては憂鬱なことだっただろうが、マジで笑ってしまった！！

書店でぶらぶらしていたら本屋大賞１位(翻訳小説部門)「深紅色の少女 カラヴァル」が目に付いた。女優の吉岡里帆が帯にコメントしていた。その隣に「キノブックス」と記されていた。キノブックスといえば「夜電波本」を刊行している勇気ある？物好きな？理解のある？出版社である(笑) しかし、キノブックスは、木下グループが出資している出版社であることくらいしか知らなかった。そこで、10連休の暇つぶしに木下グループを調べてみた。木下グループの中核は木下工務店ということは知っていたが･･･まさか、これほど多種多様な事業を展開しているとは知らなかった。※下表参照

ほとんどの会社で木下グループCEO・木下直哉氏が会長や社長をやっている。木下氏はまだ若い。1965年生まれだから菊地さんより1歳若い。キノブックスでは取締役会長である。木下氏は幼いころから映画好きだったようだ。近所に映画館があり新しい作品はすべて見ていたようだ。この辺も菊地さんに似ている。
　ある意味、無謀とも思える「夜電波本」の刊行は、木下氏の英断があったからだと思える。空気は読むが本は読まない出版不況下で、現在「夜電波本」は第三巻まで刊行されている。これは凄いことだと思う。そして、今年中に第四巻が刊行されて夜電波シーズン16までコンプリートする。これは、ほぼ間違いないだろうと推測する。木下氏も夜電波のヘビー級リスナーだったのかも知れない。
　さて、我々、彷徨える夜電波リスナーは、「夜電波本」のコンプリートだけで満足していない。夜電波の復活を願っているのだ。民放ラジオ局で番組を復活させることは簡単なことではない。超強力なスポンサーが必要なのだ。ここまで言えばわかるだろう。そうだ！夜電波復活のためのスポンサーとは「木下グループ」が最適最良ではないだろうか。年商800億円の企業がスポンサーについてくれれば恐いものはない！CEO木下氏の懐の深さ・広さに期待するところである。
　木下グループにとってもメリットはある。夜電波リスナーは（自分も含め）比較的年齢層が高い、もうじき介護が必要になるリスナーが多く聞いている(笑）介護事業を手掛けている木下グループのターゲットが多く聞いていると言うことだ。夜電波リスナーは、木下工務店で家を建て、木下不動産でマンションを買い、そして、木下の介護で老後を快適に暮らしたいと願うのである。
「木下グループ Presents 菊地成孔の粋な夜電波」だったらいいのに…
これは、平成最後の日の妄想である(笑)･･令和が良い年代になりますように(願）

昨日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」にＷＢＡ・ＩＢＦ世界バンタム級王者 井上尚弥（２６）さんが生出演した。
井上さんは先月５月１８日に英国グラスゴーのＳＳＥ・ハイドロで開催されたＷＢＳＳ準決勝で、ＩＢＦ世界同級王者のエマヌエル・ロドリゲス（プエルトリコ）を２回ＴＫＯで勝った。事実上の決勝戦とも噂された全勝対決を３度のダウンを奪う圧倒的な勝利だった。

　2014年4月に６戦目で最初の世界王座となるＷＢＣ世界ライトフライ級王座を獲得。その後は、すぐ上のフライ級を飛ばし、ＷＢＯ世界スーパーフライ級王座で２階級目の王座を獲得。そして現在のバンタム級での２団体王座と３階級を制覇した。 階級については「今のベストはバンタム級ですけれど、最終目標はフェザー級」と２階級上を視野に入れているようだ。

　今後の目標を聞かれた井上は「とりあえず（ＷＢＳＳ）決勝ですけど、挑戦を続けていきたいですね。燃え尽きないように。３５歳まで現役を続けるつもりなので、そこがゴール」と口にした。「ピークで終わることができるのが３５歳だと思う。パフォーマンスが落ちていくのをそんなに見せたくない。いい時にスパッとやめたい」と語った。

　ちなみに、ＷＢＳＳの決勝の相手は「フィリピンの閃光」5階級制覇ノニト・ドネアは井上さんの目標を越える３６歳だが、ドネアの強烈な左フックがヒットすれば井上さんも……決勝戦の日時・場所は未定だが、今年１０月～１２月の頃になるだろう。井上さんに不安があるとすれば、今まで打たれて倒れそうになった経験がない、ということぐらいだろう。つまり、打たれ強いのか、あるいは、打たれ弱いのか･･････まぁ、そんな心配は無用だろう。今の井上尚弥は無敵だ。これからまだまだ強くなる。

先日、麻薬取締法違反で逮捕されたピエール瀧の判決が出されました。懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の有罪判決でした。まぁ、そんなもんだろうと思ったわけですが･･･
それはともかく、その裁判で裁判官が異例の説教を行ったということです。「人生」と書かれた証拠写真を取り出して、「このからの人生をどう送るか、人生の持つ意味は何か、人生と書いてくれた人の気持ちに応えられているかを胸に手を当て考えてください」と発言したようです。裁判官は、その「人生」が何なのか知っていたのでしょうか？ 知らずに言ったのでしょうか？ 世間が注目している裁判ですから、少しは気の利いたことを言って、名を上げようという色気があったのでしょうか？

これについて、瀧さんの30年来の友人・伊集院光さんが自身の番組、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」の冒頭で言及しました。これが面白い（笑）

「人生」を見たピエール瀧は…裁判官の説教に、笑いをこらえるのに必死だったかも(笑)　そして、東スポの記者も「人生」というバンドが、どんなバンドだったかも知らなかったのだろう。この動画を見ていたら裁判官も東スポの記者も「人生」については語らないと思うのだが…(笑)

現在、NHKで放送中の大河ドラマ「いだてん～東京オリムピック噺（ばなし）～」が低視聴率を続けております。何故でしょう？ こんな面白いのに！
ここ数年で最も面白い大河ドラマだと思います。近年、1年を通じて全話観たのは5年前のV6岡田君が主演した「軍師官兵衛」、9年前の福山雅治主演の「龍馬伝」ぐらいです。その他は途中でつまらなくなって見なくなってしまいました。「いだてん」は間違いなく全話見るでしょう！

　昨日、「いだてん」の脚本を手掛けている宮藤官九郎氏の番組TBSラジオ「ACTION」(月)で、「いだてん」を愛するゲストが“いだてん愛”を熱く語っておりました。自分もいだてんファンのひとりとして「いだてん」の後半が益々楽しみになってきました。

大河ドラマはお年寄りが多く観ています。「いだてん」の斬新なカット割り、スピード、テンポ、そして、大河ドラマとしては初の近代(明治・大正・昭和）が舞台ということで、お年寄りには戸惑いがあったのかも知れません。このまま低視聴率は続くでしょうが臆せず突き進んでほしいです。
それにしても、「いだてん」は大道具・小道具・衣装などの美術に、とつけむにゃあ金ばかけとるばい！！(笑)

5年ほど前に、偶然に押見修造さんの漫画「惡の華」の第1巻を読んだ。kindle版で読んだ。決して明るい漫画ではない。思春期のモヤモヤした、ある意味で絶望的な心象を描いた漫画だが、これにハマってしまった。結局、全11巻読み切ってしまった。この作品は、押見さんの自伝ではないが、かなりの部分で「身を削って描いている」と感じた。普段から漫画を読んだりアニメを観たりしていないが、これは傑作だ！と思った。

　先日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」に押見さんがゲストで出演した。「惡の華」の実写映画化のプロモーションだ。「惡の華」を絶賛する伊集院さんと、16歳から伊集院さんのラジオを聴いていた押見さん。相思相愛の対談となった。

福岡ソフトバンク・ホークスが日本一Ｖ３を達成した。ペナントレースは西武ライオンズに敗れてしまったが、クライマックスシリーズから１０勝１敗の圧倒的な強さだった。昔から人気の「セ」、実力の「パ」と言われるが、巨人の「負けっぷり」を見ていると実力の差は益々大きくなったように思う。巨人ファンには申し訳ないが、仮に日本シリーズの相手が西武や楽天であったとしても、巨人は勝てなかっただろうと思った。
　大震災の年から９年間で６回日本シリーズに出場し、６回とも日本一になっている。しかも、その６回が「セ」リーグの６球団だ。まさに「セ界制服」なのだ！

いつに、この日が来た！ 2019年11月7日(木)さいたまスーパーアリーナ
ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ（WBSS）バンタム級決勝戦 ＆ WBA・IBF世界バンタム級王座統一戦
WBAスーパー王者 ノニト・ドネア（36＝比：40勝26KO5敗）
WBAレギュラー＆IBF王者・井上尚弥（26＝大橋：18戦全勝16KO）

　戦前は「5R以内で井上のKO勝ち」と予想したがハズレた(笑) 2Rでドネアの左フックが当たり井上の右目と右眉毛の間から激しい流血！な・な・なんてこった、出血した井上を初めて見た。まさかドクターストップでTKO負け、なんて最悪の終り方が脳裏をよぎったが大事には至らなかった。ほとんどクリンチのない激しい打ち合いが続いた。これぞボクシングだ！ 11Rにドネアの内臓をえぐるような井上の左ボディフックが決まった。苦痛の表情で膝をつくドネア。なんとか立ち上がったドネア。KOはならなかったが、これで決まった。
　最終判定は、117-109、116-111、114-113。3-0で井上の勝利。当然の結果だが114-113をつけたジャッジは誰だ(笑) 11Rのダウンがなかったらドネアの勝ちってことか？
　井上にとって、この試合は（いままでの試合の）４試合分くらいの経験値を与えてくれただろう。そして、あまり打たれたことのない井上だが「打たれ強い」ことも証明された。敗れたドネアも凄かった。5歳若かったら勝っていたかもしれない。敗れても王者には変わりない！

ちなみに、4月の準決勝・ドネア戦直前に故障で棄権していたWBO正規王者ゾラニ・テテ（南アフリカ）は「キングになりたければ、俺と相見える必要がある」と大口を叩いているようだが、やってやりましょう！ボコってやりましょう！井上さん！