その他の話題 No.231 ~ No.240

【その他 No.231】

バスキア展に行ってきた

六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」に行ってきた。27歳の若さで悲劇的な死を遂げたジャン=ミシェル・バスキアの日本で初めての本格的な展覧会ということで会場はにぎわっていた。平日に行きたかったが土曜日になってしまった。
 バスキアは約10年間の活動期間でドローイング3000点以上、絵画作品1000点以上を創作したそうだが、この展覧会では約130点の絵画やオブジェやドローングが展示されている。少ないと思う。バスキアの「モナリザ」も無かったし、せめて300点は展示して欲しかった。それでも展示作品には、圧倒的なパワーと変則的なリズム、そして、ポップなユーモアを感じた。この展覧会の良いところは写真撮影OKの作品が多いことだ。ZOZO前澤氏が購入した作品の前は、まるで人気アイドルの撮影会のようになっていた。
 この展覧会の悪いところは未就学児童の来場が多いことだ。たまたまその日が多かったのかも知れないが、騒がしいので勘弁して欲しい。情操教育のつもりで子供を連れて来たのかもしれないが、親バカは勘弁して欲しい。一見子供の落書きのようにも見えるバスキア作品だが「僕も描けるよ」と言った子供とその親に言いたい。「子供は誰でも天才! でも、大人になったら子供のように描けなくなるからね」笑

バスキア展 メイド・イン・ジャパン
「フーイー」

高知県立美術館が所蔵している作品
重ねて重ねて重ねて、そして、また重ねて描く
この重層的な感じが好きだ
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
「無題」

これが噂のZOZO前澤氏が所有している作品だ
写真撮影OKなので、大勢の観客がスマホで撮っている
作品の横に立って自分自身を写し込んでいる人もいる
もはや観光地だ(笑)
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
下世話な話だが、これが123億円か…
絵画を投機目的で買う人がいるが、
この作品を123億以上で買う人はいるだろうか?

それにしてもZOZO前澤氏はよく買ったものだ
ZOZOの社員は何と言っているだろうか
「社長!すばらしいですね!」とか、
「うちの社長の道楽にも困ったもんだぜ…」とか
「123億円?ふざけるな!給料上げろ!」とかとか(笑)
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
「自画像」

ビンの蓋はアフリカでは「王冠」と呼ばれ、
アフリカ人が作品作りの素材にすることが多いらしい
アフリカにルーツのあるバスキアの発想だ
すごく面白い いろいろ想像させる作品だ
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
「ナポレオン」

ONE MILLION YEN (100万円)
VERSUS PORK (対 豚肉)
VERSUS PORK (対 豚肉)
VERSUS PORK (対 豚肉)

三度来日しているバスキア
バブル期の日本の印象を描いているらしい
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
「オニオンガム」

親日家らしいバスキアの作品
右上に「MADE IN JAPAN」の文字
仏像のような顔が描かれているが
オニオンガムを噛んで「不味い!」と激怒しているようだ
テキストの扱いが絶妙!!
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
「メイド・イン・ジャパン1」

親日家らしいバスキアの作品
1980年代、ソニーの「ウォークマン」をつけているのか
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
「メイド・イン・ジャパン2」

親日家らしいバスキアの作品
1980年代、弁当箱のように大きかった携帯電話か
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
「プラスチック・サックス」

親日家らしいバスキアの作品
よく見ると「トーヨーのおりがみ」と書いている

プラスチック・サックスと言えばオーネット・コールマンか
デビュー当時、安物の白いプラスチック・サックスを使用していた
フリー・ジャズを感じさせる作品だ
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
「炭素・酸素」

右上の五重塔、複数のロケットかミサイルか
中央に黒い顔、構造ビルと自動車、そして、全体を包む「黒」
「炭素・酸素」は人類の或いは文明の「功罪」か
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
「無題」

落書きのように描き込まれたテキスト
晩年、バスキアは作家か詩人になりたいと語っていた
絵画脳と文学脳がせめぎ合っているように見える
バスキアのシンボルとも言える「王冠」マークはなく、
「バットマン」が多く描かれている
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
この作品も人気が高かった
大作なので絵の全体を撮影するには順番待ち
会場の出口付近に展示されていたので大渋滞だ

日本におけるバスキア人気は凄い。もっとたくさんの作品が見たい。亡くなってから評価が高まる画家は少なくないが、バスキアもそのひとりだ。親日家だっただけにもっと生きていて欲しかった。

(2019/11/16)
 

【その他 No.232】

日曜サンデーの大友良英

TBSラジオ、11月17日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」の4時からのゲストコーナー「ここは赤坂応接間」に、「いだてん」や「あまちゃん」などの音楽を担当している音楽家の大友良英氏が出演した。面白かった。
 大友氏のノイズ・ミュージックかけたり、子供の頃に聴いていた音楽とか「いだてん」の音楽制作などについて談笑していた。
 大友氏は「いだてん」の視聴率低迷を気にしているようだ。大友氏は視聴率なんて全然気にしないタイプかと思っていたので意外だった。視聴率なんて気にする必要はない。面白いものは面白い、ただ保守系大河ファンに受け入れられなかっただけのことだ。それにしても「いだてん」のサウンドトラック盤が3枚もリリースされているとは知らなかった。これはすごい!
ちなみに、大友氏が音楽を担当したNHKドラマ「ロング・グッドバイ」もカッコいいサウンドだった。





久しぶりに「爆笑問題の日曜サンデー」を聞いた。何故久しぶりかと言うと・・・



2年程前か?日本が誇る世界的ジャズ・トランぺッター日野皓正氏が、コンサートで中学生ドラマーにビンタした一件があった。その件で爆笑問題がMCを務める「サンデー・ジャポン」で太田光が日野氏を「コミュニケーションするのにビンタしなきゃいけないんだったら、たいした音楽家じゃない」とディスったのである。
正直、マジか?と思った。笑いのためじゃなくマジで「たいした音楽家じゃない」と発言したのだ。太田には失望した。尊敬してやまない日野氏を侮辱する発言だ!日野氏の行為は「暴走を続ける中学生ドラマーを止むを得ずビンタで制した」としか見えない。体罰とかいう類のものではない、これは躾だ。それが太田にはわからなかったのか。本当に太田にはガッカリだ。この件以来、太田光が出演する番組には拒絶反応が出るので「見ない・聞かない」が続いていた。テレビに出ていたらチャンネルを変えるひとりである。今回、大友氏が出演したので聞いてしまったが……太田の声を聞くと日野氏の一件を思い出してしまう。まだ、太田光拒絶症は完治していないようだ。思い出しても腹が立つ!

 余談だが、来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に濃姫役で出演していたエリカ様が、あんなことになってしまって残念でならない!

(2019/11/20)
 

【その他 No.233】

船山アレンジは国宝級

 昨年7月に、TBSラジオ「伊集院光とラジオと」のゲストコーナーに編曲家・萩田光雄さんが出演したが、先日、同業の編曲家・船山基紀さんが出演した。船山さんと言えば、1970年代から第一線で活躍されている名編曲家である。自分は歌謡曲やニューミュージックやJ-POPなどを聴くとき、メロディーや歌手や歌詞よりも編曲に注目してしまう。どうしてもイントロ~インター~アウトロが気になる。「船山基紀さん? 知らないな・・・」という人でも船山さんが手掛けた楽曲は誰でも間違いなく聴いている。
 例えば、五輪真弓の「恋人よ」、WINKの「淋しい熱帯魚」、クリスタルキングの「大都会」、郷ひろみの「お嫁サンバ」、沢田研二の「勝手にしやがれ」「サムライ」「憎みきれないろくでなし」、C-C-Bの「Romanticが止まらない」、庄野真代の「飛んでイスタンブール」、中島みゆきの「時代」「悪女」、堀江淳の「メモリーグラス」、円広志の「夢想花」、少年隊の「仮面舞踏会」、TOKIOの「宙船」・・・そして、これは知らなかったのだが、最近ではキンプリの「シンデレラガール」も船山さんの仕事だったのだ。70年代からズっーーと活躍中ということだ。
「萩田アレンジは国宝である」と言ったが、船山アレンジも国宝級である。ちなみに、船山さんは最近、「ヒット曲の料理人 編曲家・船山基紀の時代」を上梓した。
 

 2019年11月27日 「伊集院光とらじおと」ゲストコーナー
 【出演】船山基紀 伊集院光 安田美香


大都会 - クリスタルキング 1979年
 【作詞】田中昌之・山下三智夫・友永ゆかり
 【作曲】山下三智夫
 【編曲】船山基紀
仮面舞踏会 - 少年隊 1985年
 【作詞】ちあき哲也
 【作曲】筒美京平
 【編曲】船山基紀
憎みきれないろくでなし - 沢田研二 1977年
 【作詞】阿久悠
 【作曲】大野克夫
 【編曲】船山基紀
恋人よ - 五輪真弓 1980年
 【作詞】五輪真弓
 【作曲】五輪真弓
 【編曲】船山基紀
Romanticが止まらない C-C-B 1985年
 【作詞】松本隆
 【作曲】筒美京平
 【編曲】船山基紀
シンデレラガール - King & Prince 2018年
 【作詞】河田総一郎
 【作曲】河田総一郎・佐々木望
 【編曲】船山基紀
迷宮のアンドローラ - 小泉今日子 1984年
 【作詞】松本隆
 【作曲】筒美京平
 【編曲】船山基紀

(2019/11/30)
 

【その他 No.234】

「同期のサクラ」が面白い!

 毎日、汐留の日テレの前を通って職場に向かう。番組宣伝の大きなポスターが貼ってある。10月から始まった水曜夜10時の「同期のサクラ」。観たいわけでもなかったが、偶然、第1話を観てしまった。これが実に面白い。1話が1年の設定のようだ。今週、第8話が放送された。
あと2話だ。いよいよ...である。
「同期のサクラ」が面白い!
【同期のサクラ 第1話】
いきなり主人公の北野サクラ(高畑充希)が病院のベッドで意識のないまま人工呼吸器をつけている。同期の4人がお見舞いに来ている。百合(橋本愛)、葵(新田真剣佑)、菊夫(竜星涼)、蓮太郎(岡山天音)。
突然、10年前の2009年になる。なるほど、回想ドラマ仕立てか。同期との出会いから新人研修のシーンだった。サクラが新潟弁で話しているので笑った。ちょいとイントネーションが違うようだが。面白い展開になりそうだ。
【同期のサクラ 第2話】
フィーチャリング菊夫だ。パワハラ上司に恫喝され無理難題を押し付けられて過労死寸前の菊夫を、忖度無用のサクラが救う。泣けます!
【同期のサクラ 第3話】
フィーチャリング百合だ。百合は転職か寿退社した方がマシだと本音を漏らす。百合は男社会のゼネコンにうんざりなのだ。そこで、忖度無用のサクラが一喝する。ここでサクラの新潟弁が炸裂する。スッキリした。
【同期のサクラ 第4話】
フィーチャリング蓮太郎だ。意地悪上司にシカトされて、自暴自棄となり無断欠勤を続ける蓮太郎。忖度無用のサクラが蓮太郎の上司に抗議し自省させる。そして、蓮太郎は職場復帰に成功する。
【同期のサクラ 第5話】
フィーチャリング葵だ。葵の父親は高級官僚で、会社では高級官僚の父親のコネばかりあてにされている。つまりは、コネ入社で大した仕事はしていない男だ。そのことは葵自身もわかっていて強烈なコンプレックスとなっていたが、忖度無用のサクラによって立ち直るのだった。お坊ちゃんタイプの葵は鉄の女サクラに惚れた。
【同期のサクラ 第6話】
フィーチャリングすみれ(相武紗季)だ。人事部で仕事と子育ての両立に追われるシングルマザーのすみれは、社長案件の「女性研修セミナー」を任され、講演予定の女性評論家の理不尽な要望に私生活を犠牲にするまで振り回されていたが、忖度無用のサクラが女性評論家に一喝。すみれは人事部を追われたが本当の自分を取り戻すのだった。
【同期のサクラ 第7話】
フィーチャリングサクラの祖父・柊作(津嘉山正種)。幼くして両親を亡くしたサクラを育てたのが祖父・柊作だった。サクラの精神的支柱であり、唯一の肉親だ。そして、サクラの元気のもとは柊作からの「教え」(FAXで送られてくる)だった。その柊作じいちゃんが突然死去したのだ。
【同期のサクラ 第8話】
フィーチャリング引き籠りのサクラだ。柊作じいちゃんの死によって精神的支柱を失ったサクラ。会社を休職しアパートの部屋に引き籠ってしまう。廃人寸前のサクラを救おうとする同期4人組だが…
何故か百合は葵の子供を産んだ。葵「結婚しようか」百合「やめとく」…… 面白い!! 百合も忖度しない女になっていた。 そして、番組の最後に病院のベッドに寝たきりだったサクラが涙を流してゆっくり目を開けた…さてさて、どうなる来週は?


  第9話



  12月11日(水) 22:00 放送予定



  最終話



  12月18日(水) 22:00 放送予定

 わたしは新潟生れだからサクラの新潟弁は理解できる。多少イントネーションは違うような気がするが、懐かしい。しかし、会話の内容は理解できても、自分で新潟弁を話そうとすると、上手く話せない。40年以上こっち(東京・神奈川・埼玉)で暮らしている。新潟弁で話す機会はないから仕方がないか……でも少し悲しい。

(2019/12/5)
 

【その他 No.235】

それでも「いだてん」は面白い!

NHK大河ドラマ「いだてん」が明日最終回を迎える。
日本人初のオリンピック選手となった「日本のマラソンの父」金栗四三と、東京オリンピック招致に尽力した田畑政治(日本水泳連盟元会長)の2人の主人公をリレーする形式。そして、物語は五代目古今亭志ん生が語る架空の落語「オリムピック噺」の語りにのせて進行するという形式だった。志ん生自身の人生も挿入され明治から昭和にかけての東京の変遷も描かれていた。脚本は宮藤官九郎。画期的な演出と重層的な展開、多彩な出演者、精彩で緻密な美術、そして、躍動する音楽。素晴らしいドラマだった。
 しかし、視聴率は低迷を続けた。重層的な展開がわかりづらいという批判、出演者のピエール瀧やチュートリアル徳井の不祥事、そして、ラグビーワールドカップ、日本 vs. スコットランドが行われた10月13日には、大河ドラマ史上最低の3.7%を記録してしまった。

 しかし、しかし、「いだてん」には熱烈なファンがいる。TBSラジオ「ACTION」月曜日 「いだてん」の脚本を担当する宮藤官九郎がパーソナリティを勤めている番組に、熱烈な「いだてん」ファンが集まった。7月1日に第1回IOC総会が行われた。このときはまだ「IOC総会」とは呼ばれていなかった。IOCとは、I:いだてん O:面白いから C:ちょこちょこ集まろう、の略である(笑) そして、第2回IOC総会が、10月7日(月)に行われ「いだてん愛」が熱く語られた。




「いだてん」のサウンドトラック、大友良英の劇伴作品


 ちなみに、第3回IOC総会は、最終回の翌日、12月16日(月)のACTIONで開催される予定になっている。乞うご期待!

(2019/12/14)
 

【その他 No.236】

クイズで振り返る2019年度プロ野球

NHKの「球辞苑」が好きである。特番として放送された第1回から欠かさず見ている。録画して繰り返し見ている。「野球にまつわる究極の辞典」をコンセプトにした野球番組だが、とにかく扱うテーマがエグイ!(笑) 「流し打ち」「ホームスチール」「敬遠」、最新は「マウンド」がテーマだった。「マウンド」だけで1時間やるかね(笑)
 番組は編集長のチュートリアル徳井があんなこと(笑)になってしまったので、ナイツ塙が編集長代理を勤めている。徳井編集長に早く戻ってきて欲しいが、2年くらいは干されてしまうだろう。
 FOXスポーツエンタでは、今シーズンのホークスの勝利試合を毎日放送しているので録画してお気に入りのシーンだけを繰り返し見ている。圧倒的な強さで日本一になったが、昨年に続いてパリーグの優勝を西武に持っていかれたのは何とも悔しい!! 来年こそ、である。

...ということで、突然、2019年度プロ野球クイズ(笑)




(2019/12/15)
 

【その他 No.237】

(続)クイズで振り返る2019年度プロ野球

この前作ったクイズが、あまりにも簡単だったので、少し難しくしてみた。
あらためてデータで見てみると西武の打線は凄いと思う。秋山・森・山川・中村・外崎の5人が20本塁打以上打っている。しかし、来シーズンは切り込み隊長・秋山選手がメジャーに行くようなので打線は幾分弱まるのではないかと…。そして、我らがソフトバンク・ホークスにバレンティンの加入が決定した。これで西部に勝るとも劣らない強力打線を築いてほしい! そして念願のリーグ優勝を!! ちなみに、バレンティンはオランダ領キュラソー島出身だが名物のイグアナ料理が大好物らしい(笑)




(2019/12/17)
 

【その他 No.238】

(続々)クイズで振り返る2019年度プロ野球

2019年プロ野球。今年はFOXスポーツエンタに加入したのでホークスのホームゲームはほとんど見ている。だから、パリーグの選手の顔と名前はほとんど一致する。しかし、セリーグの試合はほとんど見ていない。セパ交流戦は見ているので少しはわかるが選手の顔と名前が一致しないことがある。今年活躍した選手の顔と名前ぐらいは憶えておきたい。野球のない季節はつまらない。来シーズンの開幕が待ち遠しい。ちなみに、釣りキチの城島健司がホークスに復帰するらしい。将来の監督候補のようだ。素晴らしい!ジョージ・マッケンジー!!




(2019/12/19)
 

【その他 No.239】

今年の悲しい出来事≪首里城ショック!≫

10月31日未明、沖縄の首里城が焼失した。一度も行ったことがないが、いつか行ってみたい場所だったので「ああ、行けなかったか…ショック!!」である。
 昔から「お城」が好きだ。40年以上前になるが、童友社から「日本の名城シリーズ」というプラモデルが発売された。プラモデルと言えば、それまで戦艦、戦車、自動車、飛行機がほとんどだった時代に「お城」のプラモデルは画期的だったのだ。完成品の見本を見て、そのフォルムのカッコよさに魅せられた。組立てはそれほど難しくない。これにハマった。一番人気の姫路城をはじめ大阪城、江戸城、名古屋城、会津若松城(鶴ヶ城)、松山城…数年間マイブームだった。
 老後に健康とお金があったら日本百名城巡りをしてみたい。マイブームは去っても、これは今でも「夢」である。ガイドブックの「日本100名城」「続・日本100名城」は買ってあるし…(笑) クルマかバイクで「日本一周名城巡り」ができたら最高なのだが…。ちなみに、首里城はこれで5回目の焼失だが、特徴的な赤瓦の職人がいないことから再建は難しいとの声もある。本当に残念でならない! 首里城は「日本一周名城巡り」の終点として妄想していたのだ。
...ということで、マイブーム時代を思い出して「お城」のクイズを。




(2019/12/23)
 

【その他 No.240】

「いだてん」完走!

 NHK大河ドラマ「いだてん」を見直している。残念ながら全47話は保存していないが、第二部が始まった25話から消さずに保存していた。
 大河ドラマを1年間を通して全話見たのは2010年、福山雅治主演の「龍馬伝」以来である。大河ドラマは毎年全話見るつもりでいるのだが、途中でつまらなくなったり、忘れていたり、飽きてしまったり・・・結局、挫折してしまうことが多い。視聴率的には苦戦した「いだてん」だったが、展開のスピード感、時空を横断する演出、魅力的な登場人物、精密な美術、親しみやすい音楽、そして、横尾さんの「題字」「ポスター」も良かったね!

 12月15日の「いだてん」最終回の翌日、TBSラジオ「ACTION」月曜パーソナリティ・脚本家・宮藤官九郎さんの番組で「第3回IOC総会」(I:いだてん O:面白いから C:ちょこちょこ集まろうの会)が行われた。 わたしだけが「いだてん」を面白がっていたわけではない、と勇気付けられる?自信の持てる?番組だった。勝手に「同士」と思いたい(笑)

TBSラジオ「ACTION」 12/16(月) MC:宮藤官九郎 アシスタント:幸坂理加
【IOC常任メンバー】
「荻上チキ・Session-22」の南部広美
裁判傍聴芸人・阿曽山大噴火
「東京ポッド許可局」のサンキュータツオ
【ゲスト】
「いだてん」で「松澤一鶴」を演じた皆川猿時





IOC常任メンバーのひとり、南部広美さんが「荻上チキ・Session-22」の中で「いだてん愛」を熱く語っていた。IOC常任メンバーから会長を選ぶとすれば南部さんで決まりだろう。 しかし、残念ながら「第4回IOC総会」は開催されないと思うが・・・(泣)(笑)


「いだてん」のサウンドトラック、大友良英の劇伴作品
(2019/12/25)