AnaDigi No.211 ~ No.220

【AnaDigi No.211】

ANCIENT AFRICA - DOLLAR BRAND

アブドゥーラ・イブラヒム(1934年10月9日 - ) は南アフリカのピアニスト、作曲家である。以前はダラー・ブランドという名で知られていた。特にセロニアス・モンクとデューク・エリントンの影響が強い。イブラヒムは南アフリカのジャズである「ケープジャズ」の重鎮である。本作「ANCIENT AFRICA(古代アフリカ)」は、1972年6月、コペンハーゲンのカフェ・モンマルトルで録音されたソロ・ピアノ(1曲はソロ・フルート)のライブ盤である。

and other album

ANCIENT AFRICA (A)
DOLLAR BRAND
ANCIENT AFRICA (B)
DOLLAR BRAND
(2019/10/18)
 

【AnaDigi No.212】

SUPER NOVA - WAYNE SHORTER

ウェイン・ショーター(1933年8月25日 - )は、ジャズのテナーサックス、ソプラノサックス奏者。アメリカ、ニュージャージー州ニューアーク生まれ。1964年、マイルス・デイヴィスのクインテットにサム・リヴァースの後任として入団。すでに入団していたハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスとともにいわゆる「黄金のクインテット」としてジャズの頂点を極めた。また、マイルス・クインテットへの加入と同時期にブルーノートレーベルでのレコーディングを開始し、数々の作品を発表した。本作「SUPER NOVA」は、マイルス・デイヴィスの歴史的傑作「ビッチェズ・ブリュー」の録音から一週間後に録音された。「ビッチェズ・ブリュー」に影響されたサウンドになっている。何故かチック・コリアがピアノではなくドラムを演奏している。 

and other album

SUPER NOVA (1)
WAYNE SHORTER
SUPER NOVA (2)
WAYNE SHORTER
(2019/10/19)
 

【AnaDigi No.213】

OSCAR PETERSON - STEPHANE GRAPPELLI

オスカー・ピーターソン(1925年8月15日 - 2007年12月23日)は、カナダ、ケベック州モントリオール出身のジャズ・ピアニスト。ジャズ界きっての超絶技巧を誇り、88鍵をフルに使いこなすダイナミックな演奏と流麗なアドリブから、「鍵盤の皇帝」の異名をとる。ベーゼンドルファーを好む。
ステファン・グラッペリ(1908年1月26日 - 1997年12月1日)はフランスのジャズ・ヴァイオリニスト。ジャズ・ギタリストのジャンゴ・ラインハルトの相方となり、彼と共に「フランス・ホット・クラブ五重奏団」を結成し、第二次世界大戦前から晩年まで精力的な演奏活動を続けた。ジャズ・ヴァイオリニストの第一人者であった。
本作は、1973年2月、パリで録音された二人の共演盤である。

and other album(Stephane Grappelli)
and other album(Oscar Peterson)

OSCAR PETERSON - STEPHANE GRAPPELLI (1)

OSCAR PETERSON - STEPHANE GRAPPELLI (2)

(2019/10/20)
 

【AnaDigi No.214】

UNICORN - 中村照夫

中村照夫(1942年3月1日 - )は、日本のジャズベーシスト、プロデューサー。東京都出身。本作「ユニコーン」は、1964年よりニューヨークで活動していたベーシスト中村照夫のファースト・リーダー・アルバム。スティーヴ・グロスマン(ts)、チャールズ・サリバン(tp)、ジョージ・ケイブルス(p)、レニー・ホワイト(ds)などの豪華メンバーが参加した、本場ブラックネスが脈打つジャズ・ファンクの傑作アルバム。(1973年ニューヨーク録音)

and other album

UNICORN (A)
中村照夫
UNICORN (B)
中村照夫
(2019/10/20)
 

【AnaDigi No.215】

LIGHTNIN' STRIKES - LIGHTNIN' HOPKINS

ライトニン・ホプキンス(1912年3月15日 - 1982年1月30日)はアメリカのブルース・ミュージシャン。本名はサム・ジョン・ホプキンス(Sam John Hopkins)。生涯に百枚以上のアルバムをリリースしていると言われ、現在もブルース・ファンに人気の高いギタリストである。ブルースの歴史を研究する上で、欠かす事の出来ない存在である。本作「ライトニン・ストライクス」(1962年)は代表作のひとつである。

and other album

LIGHTNIN' STRIKES (1)
LIGHTNIN' HOPKINS
LIGHTNIN' STRIKES (2)
LIGHTNIN' HOPKINS
(2019/10/27)
 

【AnaDigi No.216】

“MU”FIRST PART - DON CHERRY

ドン・チェリー(1936年11月18日 - 1995年10月19日)は、アメリカ、オクラホマ州オクラホマシティ出身のジャズ・トランペット、コルネット奏者。1957年にオーネット・コールマンと出会う。1958年、コールマンのアルバム『サムシング・エルス!』でデビューし、1961年頃まで共に活動を続け、その後はジョン・コルトレーンやソニー・ロリンズ、アルバート・アイラー、カーラ・ブレイ、チャーリー・ヘイデン、ガトー・バルビエリ、ファラオ・サンダースとも共演した。本作は、盟友エド・ブラックウェル(ds)とのデュオで1969年パリで録音された。

and other album

“MU”FIRST PART (1)
DON CHERRY
“MU”FIRST PART (2)
DON CHERRY
(2019/10/27)
 

【AnaDigi No.217】

MAIDEN VOYAGE - HERBIE HANCOCK

ハービー・ハンコック(1940年4月12日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。1960年代以降から現在において、ジャズ・シーンをリードするジャズの第一人者であり、主流派ジャズ、フュージョン、ジャズ・ファンクなど多彩なジャズ・スタイルの最先端を走っている。本作「MAIDEN VOYAGE(処女航海)」は1965年3月、ルディ・ヴァン・ゲルダーによる録音のアルバムで、ハービー・ハンコックの代表作というだけでなく、ジャズ史上の歴史的名盤である。 

and other album

MAIDEN VOYAGE (1)
HERBIE HANCOCK
MAIDEN VOYAGE (2)
HERBIE HANCOCK
(2019/10/30)
 

【AnaDigi No.218】

HAIRPIN CIRCUS - 菊地雅章

東宝映画「ヘアピン・サーカス」(1972年)・・・何ものかに反撥して夜のハイウェイを突っ走る若者たちの行動を、車というもっとも現代的な媒介を通して描く。原作は五木寛之の『四月の海賊たち』の中に納められた同名の短篇小説。主演の見崎清志は、二十六歳のトヨタ専属のドライバー、脚本は「流血の抗争」の永原秀一、監督は「凄い奴ら」の西村潔、撮影は「誰のために愛するか」の原一民、そして、音楽は菊地雅章。
本作は「ヘアピン・サーカス」のオリジナル・サウンド・トラックである。菊地雅章(p,elp)、菊地雅洋(org)、峰厚介(ss)、鈴木良雄(b,elb)、日野元彦(ds)、中村よしゆき(ds)

and other album

この映画は、公開当時オンタイムで観ている。映画の内容はほとんど覚えていないが、音楽がカッコ良かったことだけは覚えている。そして、そのカッコ良さは、今聴いても変わらない。

HAIRPIN CIRCUS (1)
菊地雅章
HAIRPIN CIRCUS (2)
菊地雅章
(2019/10/31)
 

【AnaDigi No.219】

SUNSHOWER - 峰 厚介

峰 厚介(1944年2月6日 - )は日本のテナー、ソプラノサックス奏者。1978年に本田竹広らとジャズ・フュージョングループとして人気を博したネイティブ・サンを結成。本作「サンシャワー」はロック・ファンク色を打ち出したエレクトリック・アルバム。ワウペダルによるエフェクターを付けた峰厚介のサックスと天才・益田幹夫のキーボードのコンビネーションが聴きどころである。1976年2月、東京にて録音。 峰厚介(ts, ss)、益田幹夫(key)、安川ひろし(g)、望月英明(b)、倉田在秀(ds)、宮田英夫(per)

and other album

SUNSHOWER (1)
峰 厚介
SUNSHOWER (2)
峰 厚介
(2019/11/1)
 

【AnaDigi No.220】

THE IRON MEN - WOODY SHAW

ウディ・ショウ(1944年12月24日 - 1989年5月10日)は、アメリカのジャズトランペット奏者。ニュージャージー州ニューアーク出身。18歳でエリック・ドルフィーとの共演、これが初レコーディングとなる(アルバム「CONVERSATIONS」)。1960年代後半以降から1970年代にかけてフレディ・ハバードと並ぶ実力派のトランペッターとして注目される。しかしながら、複雑でややもすると難解に聞こえるフレーズの多用や生真面目すぎる演奏スタイルのためか、スター的人気には到らず「過小評価、不当な評価」と言われることが多い。本作「THE IRON MEN」(1977年4月ニューヨーク録音)ではアンソニー・ブラクストンやアーサー・ブライスをフィーチャーしている。

and other album

THE IRON MEN (A)
WOODY SHAW
THE IRON MEN (B)
WOODY SHAW
(2019/11/3)