AnaDigi No.241 ~ No.250

【AnaDigi No.241】

EVOLUTION - GRACHAN MONCUR III

グレイシャン・モンカー三世(1937年6月3日 - )は、アメリカの新主流派ジャズ・トロンボーン奏者。ニューヨーク出身。 モンカーは、リー・モーガン、ハービー・ハンコックらと同世代。高校在学中からアート・ブレイキー、ジャッキー・マクリーンらジャズメンらと競演。高校を卒業すると、レイ・チャールズやソニー・ロリンズのツアー・メンバーとして活動。1960年代初頭には、ジャッキー・マクリーンの「One Step Beyond」「Destination Out」の録音に参加。同年、初リーダー作となる本作「Evolution」を録音。ちなみに、昔は「グラチャン・モンカー三世」と表記することが多かった。 

and other album

EVOLUTION (1)
GRACHAN MONCUR III
EVOLUTION (2)
GRACHAN MONCUR III
(2019/12/7)
 

【AnaDigi No.242】

WEATHER REPORT - WEATHER REPORT

ウェザー・リポートは、ウェイン・ショーターとジョー・ザヴィヌルの2人が中心になり結成されたエレクトリック系サウンドをメインとしたアメリカのジャズ・フュージョン・グループである。ウェイン・ショーターは第2期マイルス・デイヴィス・クインテットに加し、1963年から1970年までマイルス・デイヴィス・グループに在籍していた。ジョー・ザヴィヌルは1969年のマイルス・デイヴィスのアルバム「イン・ア・サイレント・ウェイ」、1970年の「ビッチェズ・ブリュー」で曲提供及びエレクトリック・ピアノで参加した。その2人が1970年にアルフォンス・ムゾン(ds)、アイアート・モレイラ(perc)、ミロスラフ・ヴィトウス(b) を迎えてウェザー・リポートを結成した。本作がデビュー・アルバムである。(1971年録音)

and other album

WEATHER REPORT (A)
WEATHER REPORT
WEATHER REPORT (B)
WEATHER REPORT
(2019/12/7)
 

【AnaDigi No.243】

アメリカの夜 - 浅川マキ

浅川 マキ(1942年1月27日 - 2010年1月17日)は、日本の歌手、作詞(詩)家、作曲家、編曲家。本作「アメリカの夜」は、1986年3月1日に発表された浅川マキの19枚目のアルバムである。浅川マキがフランソワ・トリュフォー監督の映画「アメリカの夜」に感銘を受けて制作された作品。メンバーは、浅川マキ(vo)、本多俊之(ss,as,p,synth)、山木秀夫(ds,perc)、富倉安生(b)、土方隆行(g)、鳥山敬治(synth)、デレク・ジャクソン(vo)、野力奏一(p,organ)、植松孝夫(ts)

and other album

アメリカの夜 (1)
浅川マキ
アメリカの夜 (2)
浅川マキ
(2019/12/8)
 

【AnaDigi No.244】

FUTURE SHOCK - HERBIE HANCOCK

ハービー・ハンコック(1940年4月12日 - )は、アメリカ、イリノイ州シカゴ出身のジャズ・ピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。1960年代以降から現在において、ジャズ・シーンをリードするジャズの第一人者である。1983年の本作「フューチャー・ショック」では、ヒップ・ホップを大胆に導入。DJスクラッチを取り入れたスタイルはクラブ・ミュージックの方向性を決定付けた。このアルバムはベーシスト兼プロデューサーであったビル・ラズウェルの実験的な音楽アイデアを元に製作された。またシングル・カットされた「Rockit」が世界中で大ブレイクした。

and other album

FUTURE SHOCK (1)
HERBIE HANCOCK
FUTURE SHOCK (2)
HERBIE HANCOCK
(2019/12/10)
 

【AnaDigi No.245】

JAM RICE RELAXIN' - JAM RICE SEXTET

ジャムライス発足記念作。小山彰太の山下洋輔トリオ・デビュー作。近藤等則の初レコーディング。1976年4月、西荻・アケタの店での録音。
カバー写真 左から山下洋輔(p, marimba)、近藤等則(tp)、ジェラルド大下(ss, ts, fl)、小山彰太(ds, perc)、坂田明 (as, b-cl, vo)、望月英明(b)

JAM RICE RELAXIN' (1)
JAM RICE SEXTET
JAM RICE RELAXIN' (2)
JAM RICE SEXTET
(2019/12/12)
 

【AnaDigi No.246】

FIRST MEDITATIONS - JOHN COLTRANE

ジョン・コルトレーン(1926年9月23日 - 1967年7月17日)は、アメリカ、ノースカロライナ州生まれのモダンジャズを代表するサックスプレーヤー。愛称はトレーン。第一線で活躍した期間は10年余りであったが、自己の音楽に満足せずに絶えず前進を続けたジャズの巨人である。本作「ファースト・メディテーション」(1965年9月2日録音)は、マッコイ・タイナー(p)、ジミー・ギャリソン(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)と組んだ「黄金のカルテット」による最後の録音である。

and other album

FIRST MEDITATIONS (1)
JOHN COLTRANE
FIRST MEDITATIONS (2)
JOHN COLTRANE
(2019/12/13)
 

【AnaDigi No.247】

SHELLY MANNE'S THE THREE & THE TWO

シェリー・マン(1920.6.11 - 1984.9.26)、米国のジャズ・ドラマー。ニューヨーク生まれ。1946年スタン・ケントン楽団に参加。1949年ウディ・ハーマン楽団にも参加し、ビッグ・バンド・ドラマーとして名声を得る。一方で、チャーリー・ベンチュラなどとプレイし、コンボ・ドラマーとしても活躍。1954年ショーティ・ロジャースと組みウェスト・コースト・ジャズの立て役者として大活躍。1970年代はLA4の初代ドラマーとして活躍した。本作「ザ・スリー&ザ・トゥー」は、1面がショーティ・ロジャース(tp)とジミー・ジュフリー(cl,ts,bs)とのトリオ、2面がラス・フリーマン(p)とのデュオである。(1954年9月LA録音)

and other album

THE THREE & THE TWO (1)
SHELLY MANNE
THE THREE & THE TWO (2)
SHELLY MANNE
(2019/12/16)
 

【AnaDigi No.248】

THIS IS OUR MUSIC - ORNETTE COLEMAN

オーネット・コールマン(1930年3月19日 - 2015年6月11日)は、アメリカ、テキサス州フォートワース生まれのジャズ・サックス奏者。アルトサックスの他、トランペットやヴァイオリンも演奏するフリージャズの先駆者である。本作「ジス・イズ・アワ・ミュージック」は、コールマン=チェリーのカルテット。フリー・ジャズ宣言ともいうべき新しいコンセプトを広くアピールした名盤である。オーネット・コールマン(as)、ドン・チェリー(tp)、チャーリー・ヘイデン(b)、エド・ブラックウェル(ds)。1960年7-8月 ニューヨーク録音。

and other album

THIS IS OUR MUSIC (1)
ORNETTE COLEMAN
THIS IS OUR MUSIC (2)
ORNETTE COLEMAN
(2019/12/18)
 

【AnaDigi No.249】

ALTO ANNIE'S THEME - RICHIE COLE

リッチー・コール(1948.2.29 -) 米国ニュージャージー州トレントン生まれのジャズ・ミュージシャン。ペンシルバニア州ニューホープの音楽院でフィル・ウッズに師事。バークリー音楽院卒業後、パディ・リッチのバンドに在籍。1973年ライオネス・ハンプトン楽団のソロイストとなる。1974年自己のグループ、アルト・マッドネスで活動。チャーリー・パーカーのスタイルを継承しながら独自のエンターテイメントを展開して人気を博す。本作「アルト・アニーのテーマ」は1982年7月サンフランシスコ録音。リッチー・コールは日本でも人気者となったが急速に人気が衰えた。日本ではリッチーのような超絶技巧を誇る陽気なタイプのジャズ・ミュージシャンの人気は続かない。悲しむべきことだが…。

and other album

ALTO ANNIE'S THEME (1)
RICHIE COLE
ALTO ANNIE'S THEME (2)
RICHIE COLE
(2019/12/20)
 

【AnaDigi No.250】

BOOTS IN BRASS ROCK - BOOTS RANDOLPH

ブーツ・ランドルフ(1927年6月3日 - 2007年7月3日)は、アメリカのサクソフォーン奏者。コメディアンのベニー・ヒルが自らのショーのテーマ曲として用いたことで知られる曲「ヤケティ・サックス」が代表作。ポップ、ロック、ジャズ、カントリーなどさまざまなジャンルのミュージシャン達と共演している。エルヴィス・プレスリーのいくつかのアルバムで演奏している。日本ではほとんど知られていないが、アメリカではお茶の間の人気者だった。

and other album

BOOTS IN BRASS ROCK (1)
BOOTS RANDOLPH
BOOTS IN BRASS ROCK (2)
BOOTS RANDOLPH
(2019/12/22)