AnaDigi No.231 ~ No.240

【AnaDigi No.231】

FUIGO from a Different Dimension - 近藤等則

近藤 等則(1948年12月15日 - )は、日本のトランペッター・音楽プロデューサー。愛媛県今治市出身。京都大学工学部から同文学部英米文学科に転じて卒業。1976年に山下洋輔のアルバム「JAM RICE RELAXIN'」の録音に参加しレコード・デビュー。本作はニューヨークで立ち上げたBellowsレーベルの1作目である。近藤が多大なる影響を受けた新体動の創始者・青木宏之氏に捧げられている。

and other album

FUIGO from a Different Dimension (A)
近藤等則
FUIGO from a Different Dimension (B)
近藤等則
(2019/11/19)
 

【AnaDigi No.232】

numbers 1&2 - LESTER BOWIE

レスター・ボウイ(1941年10月11日 - 1999年11月8日)は、アメリカのジャズ・トランペッター、作曲家。
Association for the Advancement of Creative Musicians(AACM)のメンバーで、アート・アンサンブル・オブ・シカゴ(AEOC)を結成した。本作「numbers 1&2」は、レスター・ボウイの初リーダー作で、AEOC結成前の貴重な音源である。(1967年録音)
メンバーはレスター・ボウイ(tp)、ロスコー・ミッチェル(as,ss,fl)、ジョセフ・ジャーマン(as,ss,cl)、マラカイ・フェイヴァース(b)。そして、のちにドラムスのドン・モイエが加わってAEOCが結成された。

and other album

numbers 1&2 (A)
LESTER BOWIE
numbers 1&2 (B)
LESTER BOWIE
(2019/11/19)
 

【AnaDigi No.233】

RUTA AND DAITYA - KEITH JARRETT, JACK DE JOHNETTE

「ルータ・アンド・ダイチャ」は、ジャズ・ピアノのキース・ジャレットとジャズ・ドラムのジャック・デジョネットのデュオ・アルバムである。「キース・ジャレット」=「アコースティック・ピアノ」という固定観念をくつがえすような演奏だ。アコースティック・ピアノの他にエレクトリック・ピアノ、フルート、ソプラノ・サックス、オルガン、パーカッションなどを演奏している。(1971年録音)

and other album(Keith Jarrett)
and other album(Jack Dejohnette)

RUTA AND DAITYA (A)
KEITH JARRETT, JACK DE JOHNETTE
RUTA AND DAITYA (B)
KEITH JARRETT, JACK DE JOHNETTE
(2019/11/25)
 

【AnaDigi No.234】

BLUES FOR HARVEY - JOHNNY GRIFFIN

ジョニー・グリフィン(1928年4月24日 - 2008年7月25日 80歳没)は、アメリカ、イリノイ州シカゴ生まれのモダンジャズのサックス奏者。小さい体から豪快な音を出すことから「小さな巨人」と呼ばれた。名門ブルーノートに3枚のアルバムを残したもののエンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダーとの折り合いが悪く、リバーサイド・レコードへ移籍することとなる。その後、活動の場をヨーロッパへと移し、1963年にはフランスへ、1978年にはオランダへと移住した。本作「BLUES FOR HARVEY」は1973年、コペンハーゲンのカフェ・モンマルトルでのライブ録音である。

and other album

BLUES FOR HARVEY (1)
JOHNNY GRIFFIN
BLUES FOR HARVEY (2)
JOHNNY GRIFFIN
(2019/11/26)
 

【AnaDigi No.235】

BLUES SONATA - CHARLIE BYRD

 チャーリー・バード(1925年9月16日-1999年12月2日 74歳没)は、アメリカのジャズギタリスト。 バードはブラジル音楽、特にボサノヴァ・ギタリストとして知られている。1962年、スタン・ゲッツ(ts)とのコラボレーションによるアルバム「ジャズ・サンバ」がアメリカで大ヒットした。バードはクラシック・ギターを学ぶために「現代クラシック・ギター奏法の父」と称されるアンドレス・セゴビアに師事した。本作「ブルース・ソナタ」はクラシックとジャズ(ブルース)の要素が融合したアルバムである。(1961年10月 ニューヨーク録音)

and other album

BLUES SONATA (1)
CHARLIE BYRD
BLUES SONATA (2)
CHARLIE BYRD
(2019/11/27)
 

【AnaDigi No.236】

LOVE-IN - CHARLES LLOYD

 チャールス・ロイド(1938年3月15日 - ) テネシー州メンフィス生れ。モンゴル人の血を引く米国人。1960年テナー・サックス奏者としてチコ・ハミルトンのグループに参加し、プロのジャズ・ミュージシャンとなる。1966年にはキース・ジャレット、ジャック・ディジョネットを従えてカルテットを結成し、アルバム「フォレスト・フラワー」はジャズ史上初めて100万枚のセールスを記録した。また、ジャズグループとして初めてロックの殿堂であったフィルモア劇場に出演した。本作はその時のライブ盤である。(1967年1月27日 録音)

and other album

LOVE-IN (1)
CHARLES LLOYD
LOVE-IN (2)
CHARLES LLOYD
(2019/11/28)
 

【AnaDigi No.237】

NEXT ALBUM - SONNY ROLLINS

ソニー・ロリンズ(1930年9月7日 - )は、アメリカ合衆国のジャズ・サックス奏者。長年、アルバムとライブでアドリブや、リラックスしたプレイを披露し、多くのジャズ・ファンから評価されている。本作「ネクスト・アルバム」は、1972年に制作・発表したアルバム。1960年代末から活動停止していたロリンズにとっては復帰作に当たり、また、インパルス・レコードからマイルストーン・レコードへの移籍第一弾でもある。ロリンズは、ほとんどテナー・サックスを吹いているが、本作2曲目の「ポインシアナ」で初めてソプラノ・サックスを吹いている。

and other album

NEXT ALBUM (1)
SONNY ROLLINS
NEXT ALBUM (2)
SONNY ROLLINS
(2019/12/1)
 

【AnaDigi No.238】

GROOVIN' HIGH - BOOKER ERVIN

ブッカー・アーヴィン(1930年10月31日 - 1970年7月31日)は、アメリカのテナー・サックス奏者。最初にテナー・サックスを学んだのは米国空軍にいたころだが、その後、ボストンに移り住み、バークリー音楽院で学んだ。1956年から1963年までチャールズ・ミンガスのバンドで活躍した。本作「GROOVIN' HIGH」は1963年と1964年の2つのセッションの録音である。1970年、わずか39歳の若さで腎臓病により亡くなった。

and other album

GROOVIN' HIGH (1)
BOOKER ERVIN
GROOVIN' HIGH (2)
BOOKER ERVIN
(2019/12/2)
 

【AnaDigi No.239】

CHARLES MINGUS presents CHARLES MINGUS

チャールズ・ミンガス(1922年4月22日 - 1979年1月5日)は、アメリカのジャズ演奏家(ベーシスト、作曲家、バンドリーダー、時にピアニスト)。人種隔離反対運動でも有名。黒人に対する人種差別には激しく抵抗していたが、有能なミュージシャンであれば白人でも迎え入れた。とりわけ、ジミー・ネッパー(tb)はお気に入りだったという。女性に関しても、最初の妻・2人目の妻ともに白人。「俺をチャーリーと呼ぶな、チャールズと呼べ」と名前の呼び方にもクレームをつけるなどと頑固でいつも怒っているようだったので「怒りのミンガス」と呼ばれていた。本作「ミンガス・プレゼンツ・ミンガス」は1960年のワークショップでの録音である。(オリジナルはCANDID盤だがこのレコードはフランスのAMERICA盤である)

and other album

CHARLES MINGUS presents CHARLES MINGUS (A)
CHARLES MINGUS
CHARLES MINGUS presents CHARLES MINGUS (B)
CHARLES MINGUS
(2019/12/4)
 

【AnaDigi No.240】

INCISION - EVAN PARKER, BARRY GUY

エヴァン・パーカー (1944年4月5日 - )は、イギリス出身のインプロヴィゼーションのサックス奏者。ヨーロッパを代表するインプロヴァイザー。今年(2019年)、シュリッペンバッハに伴って来日している。 バリー・ガイ (1947年4月22日 - )もイギリス出身のベース奏者。ふたりともイギリスを代表するフリージャズ・バンドであるスポンティニアス・ミュージック・アンサンブルで活躍した。本作は1981年3月ベルリン録音のデュオ・アルバムだ。

and other album(Barry Guy)
and other album(Evan Parker)

INCISION (1)
EVAN PARKER, BARRY GUY
INCISION (2)
EVAN PARKER, BARRY GUY
(2019/12/6)